第22話:名人対名人<今更ながらビルドファイターズレビュー>
準決勝に備えガンプラの製作に余念がないアランとカワグチ。かつては”ガンプラ塾“という施設で2代目メイジンの指導のもと腕を磨いてきた彼ら。思いは違えどその志を受け継いできた。そんな彼らの相手はかつて2代目メイジンと対戦したこともあるジョン=マッケンジー、准将と呼ばれたその男はラルさんと対面したとき心臓の不調を訴えるが。
後日チナとリン子が弁当の差し入れを持って来たら現れた風呂上がりのアイラ。ネメシスを抜けて行くあてがないのでセイたちの部屋を借りたのだが、当然二人にはとがめられる、まあリン子はチナの件を持ち掛けるのだが。ともかく先のレイジの呼びかけを真に受けて結局悶着になっちゃったってところか。しかし未だ異世界の王子ってのには未だに信じられないものではあるが。それで結局リン子が引き取ることになりそうだがいいのか。
しかし先の光についてニルスが研究のため貸してほしいと持ち掛けるのをあっさり承諾するレイジ。
入院したマッケンジーを孫のジュリアンが訪れる。そこで次の試合で自分の代わりに出場してほしいと最期の力を振り絞り訴えるマッケンジー、っていうか演技なのかグランパ。ともかくも強引に押し付けられたジュリアンはそのガンプラを見て何を想うか。
そんなジュリアンにマオが顔を出してバトルを持ちかける。3年のブランクを埋められるとジュリアンは受け。結果マオがあっさり負ける。バケモンと称したそのジュリアンの実力、対するカワグチはエクシアで対する。あれで80%の完成度というが。しかし対戦相手がジュリアンに変更されると聞き苦戦を予感してしまう。まあ選手変更というのがあっさり許可されたのもともかくとして。実は彼こそがカワグチ、ユウキよりもメイジンにふさわしい人物という。とある理由で身を引いたというのだが。対するジュリアンも勝つことにのみこだわるメイジンの道に疑問を覚えてのことだという、しかし今のメイジン・カワグチ、ユウキも自分のやり方でバトルを楽しみたいという想い。これが反面教師ということか。
それぞれの思いを込め試合が始まる。スピード、技はまずは互角。お互いを知り尽くしただけにうかつには動けない。しかしエクシアが打って出る。しかしジュリアンも実力は錆び付いてはいない。F91の質量のある残像で翻弄していく。
ジュリアンもカワグチ、ユウキの真意をたださんとし、それに応えんかの如く後輩ユウキとして対せんとする。
大技小技が飛び交いつつぶつかる中ついにエクシアがトランザムを発動。徐々にF91のスピードに追いつき、やがて追い詰めていく。
ついにF91に一閃をくらわしたエクシア。その中でユウキのメイジンとしての覚悟、戦いの中、勝利の先にこそガンプラのあるべき姿を見出さんとするその姿勢を、ジュリアンは理解したというのか。
ともかくもかつての因縁をも超えてユウキ、そしてメイジン・カワグチが勝利をおさめ決勝に進出した。誰もがこの試合を称賛する中、セイ、そしてレイジがカワグチを迎え撃つのだ。
そしてジュリアンもまたガンプラへの復帰を約束しひとまず去ることにするのだった。
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