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ONE PIECE反省会(ドレスローザ決着編)

ルフィとドフラミンゴとの最終決戦は、ルフィが一旦はギア4にてドフラミンゴを追い詰めたが倒すに至らず、加えてルフィの力と覇気を取り戻すために10分間のタイムラグが生じてしまった。

迫り来る鳥カゴの破滅の中、この場に居合わせたすべての人々の力を合わせて鳥カゴを押し留め、レベッカやヴィオラ、さらにはコロシアムにてルフィやレベッカと敵対した戦士たちまでも傷付きつつもドフラの足止めをした末についにはルフィの力が戻り、見事ドフラミンゴを討ち破る。

ここに崩壊したガレキの中ドレスローザは解放された。そして世界は大きく動き出すのだった。

 

ついにドフラミンゴを倒し足かけ2年弱のドレスローザ編に終止符を打つこととなった。

しかし倒したもののこのままドフラが滅んでいくかはまだわからない。

でもひとまずは各ファクターごとに今後の展開を踏まえて考察したい。

 

・藤虎の思惑(その3)

ルフィたちの介入を阻むべく赤犬・サカズキ元帥よりドレスローザへと派遣されるもドフラの支配における欺瞞を知り、己の信念と海軍のメンツとを合わせて結局ルフィたちにドフラを討伐させることとなった藤虎。

ひとまず自らの賭けが成ったのを機に、永年ドフラの支配に抑えられたリク王に、海軍並びに世界政府を代表して詫びを入れる。

一方でドフラ及びCP(サイファーポール)に一杯喰わされた形の赤犬は、ことの次第を知り藤虎をとがめるも逆にやり返される。それでも改めてルフィたちの討伐を厳命し、藤虎もそれはひとまず了承するが。

 

・動き出す四皇と超新星

ドフラの敗北を知り再びうねりを上げて動き出す世界と各勢力。まずは超新星、先に同盟を結んだキッドたちはルフィたちがドフラを倒したのを機に四皇カイドウが動き出すとふみ、その隙に同じ四皇のシャンクスに狙いを定めるも、図らずも落ちてきたカイドウにまず対峙することになる。さてそのカイドウ、かのオーズと同じ種族だけもありその強大な肉体に対して常に死に場所を求める欲望を持っている。その欲望が世界を再び揺るがさんことは述べるまでもないとして、そのカイドウには配下の海賊団はともかく超新星のドレークが下についている。ちなみに先の外伝で彼に捕まったカリブーはどうなるのか、それからコリブーやガブル解放軍の動向は。そして武器製造と密輸ルートは押さえているだろうか。

他にもカポネがシーザーを狙わんとするが、これはひとえにサンジたちを相手にするということになるか。

それからボニーは相変わらずの逃亡の日々を送り、ウルージは傷を癒している間に先のカイドウと遭遇、その帰趨をひとまずは見守らんとしているのだが。

最後にひとまずバージェスを退けられ、ドレスローザでの野心を挫かれた黒ひげティーチ。彼がそのまま引き退がるとは思えないとして、前にも述べたがこれには青キジ・クザンが関わっているというが、彼自身、黒ひげにつくとはまず考えられず、ひとまずは何らかの目的で利用したのだろう。いずれにせよこれらもこれからどう動くことやら。

 

・革命軍の動向、そして

ドフラの王位放棄の誤報をはじめとするCP0の暗躍と合わせてサボたち革命軍もまた動き出す。その目的はまずドフラの闇ルートの解明とサボ自身のメラメラの実の奪取。後者は成功したけれどまだ前者の全容は解明しきれていない。やはりカイドウあたりで引きずるのか。

ドレスローザ解放後に去っていくサボ、再会の時はうまく来るだろうか、と述べておいて。

あとジンベエ外伝で見つけたポーネグリフをロビンに手渡すタイミングも気になるところ。

ついでCP0に合わせての離脱とサボはいうけど、彼らの標的はかつて革命軍に身を置いていたロビンにも当てはまるだろう、なにせシャボンディ合流に際してもCPに追われていたのだから。ついでにドフラが示唆したマリージョアの“国宝”についても今後の情報が待たれることは言うまでもないか。

 

・ルフィたちの今後

いずれこれらの動向を受けて、ルフィたち麦わらの一味もそれに備えて動き出さなければならない。

まずはドレスローザにて結局出番がなかったナミやサンジたち。一足先にローの仲間ベポたちが待っているゾウに向かう途上、ビッグマムの船の襲撃をひとまずかいくぐったが。その先にはおそらくカイドウ配下と戦わなければならない。いずれも四皇相手にただではすまなかっただけにそこの死闘もアニメ辺りで補完されるだろうと思う。その上でひとまずの合流もルフィたちにとっての課題であるのはもちろんのこと、その前に藤虎も先の事情から包囲網をくぐり抜けなければならないか。

そしてドフラ打倒の力となったトンタッタの小人たちやコロシアムの戦士たち。いずれもドレスローザ解放にあわせ一旦は解散するのはいいとしても、これからの展開上そのままではいられないのは間違いない。彼らはルフィやウソップに恩義がありそれを返すために再び力を貸すはずである。その規模によってはウソップに対する懸案がまた一つ解かれていくのはいうまでもない。

それに合わせてコロシアムでルフィと闘ったチンジャオから頭領の座を受け継いだサイ率いる花の国の八宝水軍をはじめバルトロメオやキャベンディッシュらも。程度こそあれルフィたちの力になるだろう

彼らの力によって、ルフィたち麦わらの一味が海賊王となる布石になることは先のレビューでも述べたところ。

 

以上次なる冒険と激闘に向けて、ルフィたちがいかに動くのかをまた休み明けから見守っていきたい。

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