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ONE PIECEオリジナル:エピソード・オブ・アラバスタ・アフター(その6)

ゴローとゲダツ、そしてトト、コーサの一行は、ひとまず土番長に乗って彼の島へと向かう。そこには森番長が立派な温泉宿を建てていた。

「ぬおっ、これはうっかり気付かなかった。なんと立派な宿ではないか」

すると森番長は筆談で「でんせつのふなだいくのおしえです」と説明する。

「伝説の船大工か、ともかくもこれほど立派な温泉宿だ、おれ達だけで楽しむのは勿体ねェな、そうだ、ここをアラバスタの観光名所としようじゃねェか。そうだな、この宿はゲダッちゃんにちなんで『うっかり湯』ってのはどうだい」

ゴローの提案にみんなは賛同する。ゲダツもちょっとしっくりといかない気分だが結局賛同するのだった。ことのついでにコーサがある提案をする。

「この温泉のふれこみはおれに任せてくれないか。まずは王宮に報告がしたい。それからゲダッさん、この土番長をひとまず貸してはくれないか」

「うむ、それはかまわんが」

ゲダツは快諾し、コーサは土番長とともにアラバスタと今や温泉島と名付けたこの島との坑路をつなぐことになったのだが。

しかしコーサは先に王からとある依頼をされていた。

「かつて王家の墓に隠された“あれ”のことだが、先の争乱で墓が崩壊し、ひとまずは日の目を見ることはないだろう、しかし」

“あれ”とは王家の墓に隠された“歴史の本文(ポーネグリフ)”のことである。

「そもそも我が王家はアラバスタ開国の頃から重大な秘密を持っていて、それがさらに大きな争乱につながるかもしれん。いずれはあれを掘り返し、再びどこか手のとどかぬ所へと保管しなければならない」

ということで、土番長を使い、あの王家の墓、どこかの横孔から掘り返し、ポーネグリフをまた別の秘密の場所へと封印した。

もっとも、それを解読したニコ・ロビンにとってはそれの真実を知った時点でもはや用はなかったのだが。

いずれにせよこのアラバスタ、いずれはかの革命軍の来訪を受け、さらに大いなる争乱に巻き込まれることになるのだが、その時点ではまだ知る由はない。

 

それは、ルフィたちがロビンを追ってエニエスロビーへ殴り込んでいった頃だった。

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