エピソード17:仲間を求めて(その8)<namco×CAPCOM・SNK>
さてみなさん、今回のナムカプはいよいよドリラー・ススムとアタルの兄弟の両親たるタイゾウ、マスヨたちとの共演をお送りする運びです。様々な事情から自らの素性を明かせないススムたち、その事情に薄々感じている様を最後の方でお送りできればと思っております。そういうわけで、それでは、ごゆっくり。
・インターミッション
シルバー「続いてはこの反応か、ほう、これは」
アタル(げっ、これは親父とお袋じゃねえか)
ススム(それに天現寺教官も)
ブルー(やはり、お早いお還りだったな)
アタル(軽く言うなよ、これで結構やりづれえんだよ)
ススム(何せ若いころの父さんたちだから)
アンナ(ドリラー:以下D)「とにかく助けなきゃね。世界の命運もかかっているから」
アタル「それもそうだなあ」
・MAP中央に、タイゾウ、マスヨ、ひろみの3人が現れる。
タイゾウ「振り切ったか」
マスヨ「ひとまずは、でも時間の問題ね」
ひろみ「そうですね、どんなに遠くに離れても、まっすぐこちらに向かってくるから、あっ・・・・・」
タイゾウ「どうしたひろみ、って、こいつらはまさか!?」
・マスヨたち、オクティたちの群れに囲まれる。
マスヨ「このクソ忙しい時に、まったく面倒な奴らね」
ひろみ「どうします、先輩」
マスヨ「ちょうど身体がなまっていたところよね、さっさと片付けオサラバよ」
「そいつは俺たちも手伝おうか」
マスヨ「・・・誰・・・・・!?」
・アタルたちドリラーチーム、ブルーたちサーキットチームが出現。あと任意で数チーム選択する。
ススム(それじゃあてはず通りに)
アタル(ああ、分かってるよ)
ススム「ええと、みなさんが元祖ドリラーチームのみなさんですね、僕たちはヤングドリラーチーム。僕はメンバーのドリラー・レッド」
アンナ(D)「えっと、ボクが、ドリラー・ホワイト・・・・・」
アタル「・・・ブラックだ・・・・・・」
タイゾウ「ヤングドリラーチームぅ、だがこいつら、おいマスヨ、これってお前の親戚か何かか」
マスヨ「し、知らないわよ、たしかに似てるけど」
ひろみ「でも、ほんと似ていますね」
アタル「まあ、ここはあんたらを助けたい」
・キャラクター紹介
ホリ・タイゾウ(ディグダグ他):元宇宙辺境警備隊の特殊工作兵。後に探検家、そしてドリラー境界の会長を務める。ススム、アタルの父親でもある。
トビ・マスヨ(バラデューク他):もと連邦宇宙軍の辺境警備隊員。ススム、アタルの母親でもある。
天現寺ひろみ(バーニングフォース):連邦宇宙軍の空間騎兵で後に連邦宇宙軍の士官学校教官を務める。一時ススム、アタルらも彼女に教えを受けた。ちなみに原作でひろみを受け持った教官はドリラーでは校長を務めているとか。
・初期配置チーム
マスヨチーム:トビ・マスヨ、ホリ・タイゾウ、天現寺ひろみ
ドリラーチーム:ホリ・ススム、ホリ・アタル、アンナ=ホッテンマイヤー
サーキット・ブルーチーム:サイバー・ブルー、イエロービースト、ピンクオストリッチ
サーキット・シルバーチーム:キャプテン・シルバー、エイリアングリーン
その他数チームを選択する
・オクティ軍殲滅後、巨大なオクティが出現する。
マスヨ「何ですって、これはまさか!?」
タイゾウ「ああ、やっぱりオクティキングだ、こんな奴まで出てきやがったか」
アタル「へえ、こいつがそうなのか、それじゃあ」
・アタル、オクティキングに接近する。
アタル「当たるもんかよ!」
マスヨ「ちょっと、あんた、何する気!?」
アタル「知れたこと、こいつをブッ倒すんだ」
マスヨ「こいつは、普通のやり方じゃ倒せないのよ」
アタル「分かってるさ、だからこいつの中からブッ倒すんだ」
マスヨ「だったら、倒し方わかってるあたしが」
アタル「ダメだ、あんたはこの戦いの後でできの悪い子供を何人か産んでもらわないと困る!」
・アタル、オクティキングの口の中に入り込み、数回の膨張のあと、キングは爆発し後は満身創痍のアタルが立っていた。
アタル「ど、どうだ、意外と簡単だったな・・・・・」
・そこにススムが駆け寄る。
ススム「に、兄さん・・・・・!」
アタル「へっ、な、情けねえ顔してんじゃねえよ、スス、ム・・・・・」
ススム「・・・あ、みなさん、僕ら、一時撤退します」
・と、ドリラーチーム、撤退する。
・その直後、ディアボロスとミニオンが出現する。
ブルー「おいでなすったな、これからが本番だぜ」
シルバー「ミスター・ブラックの分まで、わたしたちが奮闘しなければな」
マスヨ「まったく、無茶するんだから」
タイゾウ(こいつは、ますます似てきたな)
・この戦闘ではマスヨチームの確保が最優先のクリア条件で、敵部隊の全滅は任意に行う。確保が完了すればこれまた任意で撤退が可能だが、この場合は数フェイズ後までに殲滅をしなければならず、天空寺院にて襲来する場合は必須で殲滅しなければならない。
・撤退イベント
ブルー「へっ、まだまだおれは戦えるぜ」
シルバー「待てシルバー、味方の疲弊も馬鹿にならん、ここは体勢を整えよう」
ブルー「まあ、しょうがねえな」
タイゾウ「やっと休めるか、さて、あのボウズたちには聞きたいことがいっぱいあるからな」
・殲滅イベント
タイゾウ「少々手こずったが、こんなものか」
マスヨ「これでようやく休めるわね、次はいつになるかわからないから、私たちでゆっくりと休んどきましょう」
ひろみ「了解(コピー)」
ブルー「まあその後で、感動の親子の再会だな」
タイゾウ、マスヨ「だ、誰が親子だ(よ)!」
・インターミッション
トロン「本当にご無事でよかったわねマスヨさん、ブラックさんなら医務室で寝ているわよ、怪我は大したことじゃありませんから」
マスヨ「あ、そ、そうなの、だったら心配はいらないわね」
トロン「ま、素直じゃありませんこと」
医務室にてたたずむアタルたち。
ススム「兄さん、目が覚めた」
アタル「こんなんで俺が死んでたまるかってんだ、しかし何だ、この包帯は」
アンナ(D)「コブンたちが巻いたのよ、当分おとなしくしていなさいな」
そこにタイゾウが現れる。
タイゾウ「ようお前ら、結構いい戦いっぷりだったぜ」
ススム「あ、と、えっとタイゾウさん」
タイゾウ「まあ、ここまでやれるんだったらこの俺の域に達するのはそう遠くはないぜ。しかしほんとよくマスヨに似てるよな、ひょっとしてお前ら、未来から来たマスヨの子供ってか」
ススム、アタル「・・・・・!」
タイゾウ「ま、そんなわきゃないか、本当にあいつの子だったら、もっとガサツっぽいからな、じゃ、身体大事にしろよ」
アタル(父さん・・・・・)
アタル(ガサツで悪かったな、クソ親父)
その有様を傍らで見ていたマスヨたちがいた。
マスヨ(まったくタイゾウも好き勝手言って、もしそうだとしても、絶対あんな風には育てないわよ)
ひろみ(でも、あの人たち、本当に先輩によく似ていますよ)
TO BE CONTINUED
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