今更ながらガンバの冒険のアニメについてひとまず語る
さて今回は先日レビューした『ガンバの冒険』について、今回はその原点であるテレビアニメ版のレビューを行いたいと思います。編者としても再放送なりレンタルなりで楽しんだものですが。
述べるまでもなく『ガンバの冒険』は小説の1エピソードを描いたもので、港町に巣食うドブネズミのガンバが、とある島から逃げ延びた子ネズミのチュータの願いを受け、島を侵略した白イタチのノロイを倒すため冒険の旅に出るストーリーであった。
そういえば先の映画で、ガンバたちがデザインが違うという意見があったけれど、あれはもともと原作から擬人化されたもので、むしろ最近のものが原作に近い。
さておき本題に戻り、冒険の途上、ガンバたちには人間をはじめ数多くの動物たちもまた立ちはだかった。たしかにネズミという生物の下層に位置するだけにこれらはガンバにとっては強大なモンスターと見なされることだったろう。
その意味でも最後のノロイの恐ろしさとインパクトが当時印象に残ったもので、そんなノロイを誰もが傷つきながらも知恵と勇気で立ち向かい見事討ち倒したのだ。
とまあ心躍る物語が当時の子供たちの心に残り、今になり日本アニメ史上の名作ともなりえた。
さて今回の作品が原作はもとより昔のアニメの域に昇り詰められるか、それを期待することにしましょう。
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