第8話:逢戦士たち<今更ながらビルドファイターズレビュー>
とある国の研究所にてバトルを構成するプラフスキー粒子について研究する若者が。たしかにガンプラを動かすだけじゃないのは分かるけど、その世界観にも影響を及ぼしているのもまたわかる。果たして彼は何を求めようとするのか。
変わってアメリカのロサンゼルス。そこでリカルドが逢回のライバルにして友人のグレコと逢っていた。決勝で彼と対するのはあの少年、ニルス=ニールセン。ファイターとしての経験が浅いがその実力をひしひし感じていたが。それはニルスも同じ、あくまで研究目的の彼もここぞで本腰を入れなければならない。彼自身の大いなる目的、あるいは野望のために。しかし自室が和室なのは何か理由があるのか。
変わってPPSE社。そこではシステムの調整を行っていた。彼らが大会にも出場するのはともかく、一方では彼らが懸念しているネメシスという組織が、そこのフラナ機関のアイラ、先のセイたちの戦いを観戦した少女だった。会長の老人は不満気だが、実力を見ようと子飼いのガウェインを差し向ける。さてその実力はいかに、ということで。
そしてセイたち、先の休暇を経て製作に没頭。ユウキの実力とタツとヤサカの技術、世界大会レベルの実力をひしひし感じたがゆえ、打ち込みようにも熱が入るのだった。
そして先のアイラ、ジェガンでデビルガンダムを撃破するやはりこれも侮れない。彼女があたるのは世界大会の優勝者ということだが。
ついに迎えたアメリカ予選の決勝戦にて、グレコと件のニルスが対戦する。日本の大会と違ってこちらはエンターテイメント性がやはり高いな。静かなる闘士のグレコに対しニルスはやはり和装の武道家、まさにサムライのいでたちか。
それぞれの想いを胸に回戦のゴングが鳴らされる。グレコのトールギスに対しニルスのガンプラは武者アストレイ。そして戦場は月面。
トールギスの砲撃を見切りでかわしつつ接近するアストレイ。グレコもフルバーストの砲撃を繰り出すもニルスも何と斬撃で受け止めた。たしかにエネルギー変換のなせる業ということか。肉薄したアストレイの斬撃が背後の岩場を切り崩しトールギスを押し潰す、かに見えたがそれでは倒されない。最後の勝負に打って出る。
しかしアストレイもそれを巧みに受け流すもトールギスも肉薄して体当たりを敢行。そこにアストレイが隠し持った必殺技でトールギスを撃破。まさに粒子の理を理解した上での勝利ということか。
そして世界各地から若い力が次々と勝ち進んでいく。そしてセイは、まだ世界大会の機体をまだ製作中だった。
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