第6話:戦う理由<今更ながらビルドファイターズレビュー>
突然のユウキの仕合放棄、そして学校の無期限休学。一体彼に何が、真意を聞き出すため生徒会室に向かうセイ、そこにユウキの姿はなくゴンダが大方の事情を告げたのだが。
あまりに突然の出来事にレイジも悪態をつきつつもやり切れぬ思いをぶつける。ともかく次に控える準決勝に専念しなければならない。
その準決勝、サザキの強化ギャンに押されるもなんとか勝ちを収める、というかキャラ的に勝てる相手だから。しかし先の動揺が引きずっての勝利、セイはともかくラルさんは見ていたか。
そのユウキ、何とシステムの関連企業であるPPSEにいた。テストシミュレートを行ったあとでその企業の三代目に選ばれるということ、おおかたそれが原因か。対してセイとレイジも、持ち掛けておいていざというとき逃げた形となったユウキの真意をつかみかねていたか。
その後チナのモデル製作でレイジのことを話すセイ。なんとなくレイジの闘う理由を通じて彼の真意を理解しようとしていた。あとリン子、息子の好きな子に関しては気になって仕方がないな。
一方レイジ、偶然、居合わせたラルさんにバトルの意義を語られる。たしかに原作と違ってゲーム、すなわちお遊びに過ぎないが、それに取り組む本気をレイジにも見たとも告げる。そこにあのユウキもやってきたが。
そこでイオリ模型に駆け込みストライクを貸してくれと懇願。その真剣な表情にセイも快諾。ここにユウキとレイジ、セイのエキシビションマッチが行われる。ユウキの真意はひとまずおいて、彼と戦える。それだけで十分だった。
そして戦場は宇宙。一進一退の攻防、戦う二人の想いがセイにも伝わってくる。もはや遊びやゲームを超えた、本当の戦いだった。
その戦いをラルさんはともかくリカルドもまたその試合を見守っていた。そして企業のあの男もまた本当の意味で闘いを見守らんとする。
戦いは互いの本体を大破しつつもバックパックでの空中戦にもつれ込み、すべてをぶつけあってひとまずはかたが付いた。もはや勝ち負けなど問題ではなかったのだ。
まだまだ戦う機会がある。ユウキも、レイジも、そしてセイも改めて新たなバトルへと思いをはせるのだった。そして決勝には新たな機体が用意されていた。
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