月刊ストロングワーズ新世界編(創作):15年度4月号
さてみなさん、今回のストロングワーズは最高幹部ピーカとの攻防を中心に闘う男たちの悪意と誇りをここにお送りする運びです。その中で真の誇りと信念の何たるかを感じ取ればと思いますが。それでは、ごゆっくり。
・悪意の言葉
「10年の誤解がとけ人望も回復したか・・・?
くだらねェ!!貴様の様な平和主義者では国は守れなかった事実を忘れたか!!!
国とは“武力”だ。国も滅ぼせねェ奴が王を名乗る資格もない!!!(ピーカ)」
・覚悟の言葉
「確かに・・・国を守れなかった私は無能。もう二度と王座につく気はないさ。
だが・・・!!“人間”であるための努力はした!!!
殺人を犯さなければ生きてはいかんと言うならば、私は進んで死を選ぶ!!
殺戮国家に未来はない!!!!(リク・ドルド3世)」
第778話:“TACTICS No5”
麦わらの一味をはじめ戦士たちを迎え討つドフラミンゴファミリーだが、徐々に押されていく中、最高幹部ピーカが“反乱軍”の旗頭の一つであるリク王に狙いを定める。迫りつつピーカはリク王に国を守れなかったゆえ王の資格なしと吐き捨てる。対してリク王は毅然として人として護る路を説き、ドフラミンゴの国を否定する。そしてピーカの悪意の拳をその身で受け止めんとするのだが。
・戦う言葉
「堅気に迷惑をかけてんじゃねェよ・・・!!!(ロロノア・ゾロ)」
同じく“TACTICS No5”
ピーカの拳がまさにリク王に放たれんとした時、ゾロの剛剣がピーカをとらえ、着実なる斬撃がピーカを追い詰め、ついにはピーカ本体を斬り倒す。
海賊には海賊の仁義がある。その仁義をたがえ、力のみを振りかざしたピーカにゾロが言い放つ。
こうしてドフラミンゴの力の象徴ともいえるピーカはここに撃破されたのだった。
・智慧の言葉
「刃毀れすら己の恥と思え、全ての刀剣は“黒刀”に成り得る(ジュラキュール・ミホーク)」
第779話:最期のケンカ
ピーカを撃破し自らの刀に刃毀(こぼ)れがないことを確かめ、かつてのミホークとの修行の日々を思い起こす。
その中でミホークは、剣に覇気を込めて斬れば刃毀れもおこらぬと説き、更なる修練をゾロに課す。
それこそがまさにゾロの刀を“黒刀”と成した修行の成果に至らせたのだ。
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