月刊ストロングワーズ新世界編(創作):15年度3月号
さてみなさん、今回のストロングワーズは、やはり戦いの中の男の世界をまさに愛の言葉をお送りいたします。それでは、今月もごゆっくり。
・覚悟の言葉
「酒場で酒を勧められて・・・おめェ男がグラス引く様なマネが出来るのかよ・・・・・!!!
こいつは骨のある男さ・・・・・!!!
だからおれァこいつの攻撃は一切よけねェ!!!
全ての技を受け切って!!!そして勝つ!!!
それがおれの「ストロングスタイル」だ!!!(フランキー)」
第775話:ルシアンに愛をこめて
熾烈を極めたフランキーとセニョール・ピンクとの死闘。それはいつしか互いの拳と拳、意地と意地のぶつけ合いと化していた。そんなピンクの生きざまにフランキーは変態ながらも男を感じ、ピンクの業を全て受けることで応えることを宣言したのだった。
・愛の言葉
「おれにとっては・・・どんな高価なスーツよりも、値打ちがあるんだよ、ルシアン。
この服を着ている間だけ・・・キミが微笑んでくれるから・・・・・(セニョール・ピンク)」
第775話:ルシアンに愛を込めて
かつてセニョール・ピンクが愛した女性ルシアン、家庭を築き幸せな日々を送るはずだった。しかし息子の死と夫への絶望から心を閉ざしてしまった。
そんな妻に唯一出来ること、それは彼女が最も愛した子供の姿になりきることだった。
人や仲間たちから変態と呼ばれようと、妻への愛のため男としての誠を貫いた哀しき意地がここにあった。
・愛の言葉
「・・・私の戦いだ、レベッカ!!!剣を・・・捨てろ・・・・・!!!
・・・せっかく・・・10年・・・・・母の願いを・・・守り抜いたのだろう!?
あのコロシアムに立ってなお、人を傷付けなかった・・・!!お前の手はまだ、美しい!!!
その手こそ母スカーレットの宿る手だ!!!
こんな外道の血で!!!今更、その手を汚すことはないっ!!!お前に剣は振らせない!!!(キュロス)」
第776話:コロシアムの英雄
ディアマンテとの激闘でわずかな隙でから負傷してしまうキュロス。卑劣な策に怒り立ち向かおうとするレベッカにキュロスは剣を捨てるよう言い渡し、あくまで自らで決着をつけると告げる。
それは自らの代わりに戦いを託せざるを得なかった中、あくまで戦いを避けたレベッカの心に応えるべく、今こそ娘の、そして妻スカーレットの分までも、悲劇の決着をつけるキュロスの決意と覚悟がここに込められていた。
・戦う言葉
「”痛み“は・・・人間である証だ!!!お前達にはわかるまい!!!
わかるまい!!!愛する者に忘れられる絶望など!!!何に触れても”感じる事“のできない苦しみなど!!!
ドレスローザに降り注いだ悲劇の数に比べれば!!!こんなもの痛みですらない!!!
“塊”というならば・・・!!!私はこの国の“怒りの塊”となって!!!貴様を討つ!!!(キュロス)」
第776話:コロシアムの英雄
傷つきながらもなおも立ち向かうキュロスにディアマンテも驚愕の言葉を吐き捨てる。それに対し、もはやキュロスはレベッカやスカーレットの悲しみだけでなくドレスローザすべての痛みをも背負っていると告げる。その痛みを人としての痛みと感じつつ、そして感じてこそそれに堪えつつ立ち向かうことができるのだ。
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