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最終話:大地に立つ<Gのレコンギスタレビュー>

地球、ギアナ高地に降り立ったベルリ、そこにすかさずマスクたちが再び攻めてきた。さらにはクリムも参入。あのズングリのダーマから4本腕のダハックで決戦にのぞむか。彼らにはクンとチッカラが攻めてきたか。

メガファウナも降下を終えアルケインとルシファーが発進。そこに目にしたのはアメリア大統領の肝いりの艦隊。ここにきてキャピタルを占拠せんというが。こうしているうちにアーミィも降下していく。まさに大戦乱の危機が迫る。

そんな中母とクンパがギアナの大地へと着陸する。あんな荒れ地ではうまく着陸できないのは当たり前だが。

マスクも傷つきながらもながらもセルフのパーフェクトパックを削っていく。マスク自身の嫉妬とも権力への危惧ともつかぬ執念によって。一方でクリムも押されつつ立ち向かう。そこにアーミィも乱入していき、くどいようだが混戦にもつれ込むか。

何とか艦隊だけでも止めんとするのだが結局ルシファーが旗艦を沈めてまずはひとつ片が付いた。クリムも卓越した操作でチッカラを倒し、クンをも退ける。そして標的をマスクに絞るのだが。ついでにジュガンたちはリンゴたちが倒していった。

ベルリとマスクの決戦はとある洞窟遺跡へと紛れ込むそれは前世紀の軍事基地だったが、それを知らぬということはその歴史もまたタブーとなっていたということか。

何とかベルリは母と合流、ひとまず保護できたがクンパは混戦のどさくさでグライダーごと崖下に落下、案外あっけない最期だったな。

なおも抵抗を続けるクンをトラクタルビームで無力化、説得の末降伏させる、こういうところは都合がいいな。

最後はマスクとの格闘戦、セルフも中破しながらもカバカーリーを大破して無力化させる。そしてアイーダが事後処理を取り仕切る。ともかく戦いは終わったのだ。結構前後がごちゃごちゃしているのも編者としてはまとめるのも大変なのでして。

世の中何事もないかのごとく元の平穏に戻り、誰もが浅からぬ傷を残しながらも人々が新たなる時代へと歩み出していく。まずフラミニアの身体が小さくなっていたがこれはラ・グーと同じ身体の劣化ゆえでボディスーツで隠していたか。あとマスクを脱ぎ棄てたルインは今までのわだかまりをしてたかのごとくマニィとともに旅立っていくが。

クレッセントシップは新たなる時代の到来を知らせるために世界巡航の旅に出る。その際クリムの指示でアメリア大統領、自分を利用した父を懲らしめるために都市部に最接近して叩き潰したか。その後でミックとともに新たに旅立っていく。

それからクンにも新たな命が、先に諦めが早かったのはこのせいかもしれなかったか。

そしてベルリはニホンで降り自らの足、シャンクを使ってのことだけれど、ともかく世界を回っていくという、それをノレドは待つしかないもどかしさをかみしめるしかなかったか。

その第一歩で富士山へ登ることとなったベルリ。その道案内をした農家のオヤジ、冨野カントクが扮したというがなかなか様になっているか。しかしニホンの風景はよく見ても昭和や平成の時代のままか、まあ1000年来の混乱でようやくこの文化水準に立ち戻ったともいえる。

ともかくもベルリの新たなる旅はこれから始まるということか。そして宇宙に旅立ったクレッセント。その先には月とともにシラノ、ミコシ、そしてテン・ポリスまでもここまで移動したのか。いずれにせよ、まだまだ伏線も残っているということなのでその点に関しての補完などはできることならば続編を製作してほしいもので、ともかく最後はこの一言でシメたい。本当にみなさんご愛読ありがとうございます。

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