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ONE PIECEオリジナル・エピソード・オブ・アラバスタ・アフター(その4)

第4話:激突!番長合戦

さてこの日もまた、ゲダツとゴローの穴掘りの作業が続くかにみえた。

しかし最初、ゲダツがうっかり壁に立ってツルハシで地面を掘っていた。対するゴローもうっかりを期待して、ツッコもうにも見事な掘りっぷりなものでしばらくは見守ってしまったのだ。それがもうしばらくしてゲダツのツルハシがひん曲がったではないか。

「ぬう、何か当たったのか・・・ぬおっ、うっかり壁に立って仕事をしてしまったァ!!

自分の状況に気付き、地面に顔から落ちるゲダツ、そこで初めてゴローが駆け寄る。

「おう大丈夫かいゲダッちゃん、おれもうっかりツッコむのを忘れてしまった」

続いて地面が揺れ動いたかと思えば、地面から何かが出てきたではないか。

「ああ、やっぱりこいつが出てきやがったが」

「うむ、何だこいつは」

出てきたのはヘルメットをかぶった巨大なモグラだったのだ。

「こいつは時折おれが掘った穴を埋め戻していきやがるふてェ野郎だ。つまりはこの地面一帯をナワバリにしている、いわば“土番長”だな」

ゴローの言葉に反応してか、ゲダツは立ち上がって拳を構える。

「土番長と聞かれれば黙ってはおれん、おれも番長の端くれならば、全力をもって、貴様を倒す!!

「お、おい、ゲダッちゃん・・・・・!!

岩陰に隠れつつゴローは、二人の戦いを見届けようとした。しかし次の瞬間、ゲダツのジェットパンチが土番長に炸裂し、ぶっ飛ばされてしまう。

そして再び構えるゲダツにゴローはおそるおそる近づいていく。

やがてゲダツの顔色がすっかり赤くなり、たまらず息を吐き出した。

「ぶはーっ!!うっかり息するの忘れてしまった。だが分かったならツッコんでくれゴローさんよ」

「ああ、これも見事な勝ちっぷりだったからな。ところでどうだい、こいつをおれ達の子分にして温泉掘りの手伝いをさせれば」

「うむ、これもいい考えだな、しかしこれで長年の悲願とやらも叶うというものだな」

「そうだな、これもうっかりしてたな」

そう言って二人とも笑った、傍らでは土番長がひざまずいて何かの指示を仰がんとしていた。

そこでゲダツとゴローは土番長のヘルメットにコックピットを設け、ゴローの指示で地下の温泉脈まで掘り抜いていき、ついには念願の温泉を掘り当てることに成功したのだった。

 

それは、ルフィたち麦わらの一味が水上都市ウォーターセブンに到着して間もないころだった。

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