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ドラえもんの亜流たち:TPぼん<本当は怖いドラえもん>

さて今回もドラえもんと関連性があるお話として『TP(タイムパトロール)ぼん』をお送りしたい。そもそも『TPぼん』は『三国志』(横山光輝先生)や『ブッダ』(手塚治虫先生)という名作を世に送り出した、今や伝説の漫画雑誌ともうたわれる『コミックトム』(潮出版社)から発表された作品である。まずは大まかなあらすじから。

どこにでもいるようなごく普通の少年並平凡(なみひら ぼん)。ある日謎のマシンに乗って現れた一人の少女リームと出会い、様々な出来事の末に、様々な時代をまたにかけ、その時代の災難にあって命を落とした人の救助を担うタイムパトロールとして活躍するのだった。

たしかにぼんたちタイムパトロールのやっていることは、早い話が人助け。それも歴史の流れに触れない程度での活躍ということだから、ある意味偽善性も感じないでもない。それについてぼんも文句を言ったのだが、リームもまたやり切れないが仕方がないと返したりもする。そういえばドラえもんのお話を取り上げるまでもなく過去の事象を変えれば多かれ少なかれ未来に影響を及ぼすことは自明の理なのだから。その人助けというのは実際依頼があるのか、あるいは上層部の選考があるのか、といった大まかな目的云々はやはり詮索してはいけないことだろうけれど。

それらを踏まえてぼんたちのTPはのび太の恐竜等の、本来のタイムパトロールの目的とはかけ離れていると言わざるを得ない。

とはいえやはり任務云々はマンガにおける口実で、本来は時間を股にかける冒険活劇ものを目指したことは後にF先生が述べたところで、これも編者としても好きな一作と述べたいところ。

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