さてみなさん、今回のナムカプケイは前作でも活躍したジューダスが時空をさまよった末、もう一人の英雄を助け合流するといったくだりをお送りする運びです。テイルズシリーズ内でも一、二を争う人気の彼の魅力をここでも発揮できればと思っておりますが。
ひとまずこんなところで、それでは、ごゆっくり。
インターミッション
トロン「これも何かを追っているようですわ、これはまさか、ジューダスさん!?」
英雄「ジューダス君、ですか、というと他の二人は」
ハイデルン「関係者ならば助けねばならん」
リッド「そういうことなら勝手知ったるって奴だ」
ロイド「今度こそ俺たちの出番だ」
ハイデルン「待て、ここはゆっくりかつ整然とだ。しびれを切らせているのは君たちだけではない」
リッド「・・・はっ!」
ロイド「・・・それも、そうだ」
KING『しかしこの感じ、スタンとルーティではない、のか・・・・・』
ユーリ「いずれ行けば分かるな」
MAP:カイル、リアラ、ジューダス編
・まず剣士ジューダスが少年と少女を引き連れて現れる。
ジューダス「やはり、振り切れないか」
少年「いったい、何なんだ、あいつは」
ジューダス「僕の推論が正しければ、奴らは古の魔神ディアボロス」
少女「そう、この世界、そしてこの宇宙の力を司る“モノ”が産み出した、力の滓」
・そこにエターニア、シンフォニア、ヴェスペリアチームが現れる。
リッド「ここにスタンさんたちがいるのか、って・・・・・」
ロイド「ええと、まずあんたが・・・・・」
ジューダス「ジューダスだ、そして彼らはカイルとリアラ、訳あって僕が護っている。お前たちは近隣の国の者か」
ユーリ「テルカ・リュミレースのユーリだ。そして彼らはエターニアのリッドとシンフォニアのロイド。それに・・・・・」
フィリア「リオン、まさかあなたがこの争乱に関わっているなんて」
ジューダス「・・・フィリア、いや、僕はジューダスだ・・・・・」
フィリア「・・・リオン・・・・・」
ユーリ(リオン=マグナス、スタンと並ぶセインガルド有数の剣士か・・・・・)
カイル「あれ、フィリア様、どうしてここに」
フィリア「はい、あの、あなたは・・・・・」
カイル「フィリア様、俺です、カイル、カイル=デュナミス・・・・・」
リアラ(・・・待ってカイル、彼女はあなたが産まれる前のフィリア=フィリスよ。今名乗っても仕方がないわ)
カイル「ど、どういうことなんだよ、リアラ」
リアラ(今は彼らを迎え討ちましょう、それでいいでしょう、それに・・・・・)
クレメンテ(何と、わしらの意思を読めるのか)
シャルティエ(彼女は普通の人間ではないな、やはり)
カイル「な、何だか分からないけど、そのディアボロスって奴を倒すため、力貸して、下さい」
リッド「ああ、そのために来たんだ」
ロイド「すべて俺たちに任せなって」
ユーリ「来るぞ!」
・キャラクター紹介(その1)
カイル=デュナミス(デスティニー2):先の大戦の英雄スタンとルーティの息子。訳ありで時空の狭間に陥ったがジューダスに助けられたが。
リアラ(デスティニー2):カイルが時空の狭間に陥った時に彼と行動をともにしている謎の少女。
ジューダス(デスティニー2):時空の放浪人とも謳われる黒衣の剣士。その正体はリオンというのだが。
・初期配置チーム
エターニアチーム:リッド、ファラ、キール、メルディ
シンフォニアチーム:ロイド、コレット、ジーニアス、リフィル
ヴェスペリアチーム:ユーリ、エステル、カロル、フィリア
ジューダスチーム:ジューダス、カイル、リアラ
他に6チームほど任意に選択可能
・チーム選択後、ディアボロス及びミニオンが出現する。
ユーリ「出たな、ディアボロス」
リアラ「気をつけて、あれは今のあなたたちで倒せるか分からないわ」
リッド「ああ、しかしDEUSと戦っているんだ。心配ないって」
ロイド「まずはジューダスさんたちを助け出さなきゃな」
ユーリ「それから、たとえ倒せずとも、いくらかダメージを与えれば」
・敵数体撃破後、赤毛の謎の女性が現れる。
女性「はーい、みんな元気かな、この天才晶学者ハロルド様が来たからにはもう安心だよ」
ジューダス「遅かったなハロルド」
ハロルド「うん、キミたちと同じく時空の狭間に陥った人たちがいたからそれを助けに来たのだよ」
ハロルドの脇には二人の武道家風の男と一人の大柄な女性がいた。
青年の武道家「おう姐ちゃんこのダン様のサイキョー流、ここで存分に震えるか」
壮年の武道家「このわしの藤堂流も今こそ奥義を尽くせるものなのか」
大柄な女性「どうやらお仲間というところかしら、私はブラック・ウィドー。しがない格闘家です」
ハロルド「まあ、せいぜい期待させてもらうわよ。火引さん、藤堂さん、ウィドーさん」
・キャラクター紹介(その2)
ハロルド=ベルセリオス(デスティニー2):自称天才晶学者の女性。時空の狭間で研究にいそしんでいるうちにジューダスたちと出会い、彼らとともに時空の安定に力を尽くす。
火引弾(ストリートファイターシリーズ):かつてはリュウたちと同門の格闘家で、実力はいまいちながらも度胸だけで今まで乗り切っていたのだが。
藤堂竜白(龍虎の拳):日本古来の古武術・藤堂流の伝承者で、かつてタクマに敗れて以来今までさすらってきたのだが。
ブラック・ウィドー(マッスルボマー):ドイツの女性格闘家。かつては正体を隠してCWAで活躍。後に格闘界から身を引いていたが、ハガーの呼びかけで復帰する。
・ダン、藤堂、ウィドー、ハロルドに参入する。
・この戦闘ではジューダスチームの確保が最優先のクリア条件で、敵部隊の全滅は任意に行う。確保が完了すればこれまた任意で撤退が可能だが、この場合は数フェイズ後までに殲滅をしなければならず、天空寺院にて襲来する場合は必須で殲滅しなければならない。
・撤退イベント
ユーリ「何とか救出できたし、敵もいくらかは倒すことができたが、ひとまずはここまでか」
リッド「もうちょっとがんばれると思ったんだが」
ロイド「俺の実力も、こんなものなのか」
ジューダス「戦力がなくなるまで闘うも愚の骨頂だ」
リアラ「立て直すのも一つの手よ」
カイル「奴がひるんでいるうちに、だか、必ずこいつは俺の手で」
・殲滅イベント
ユーリ「ディアボロス、やはり強敵だったか」
リッド「ほんと、手ごわかったなあ」
ロイド「俺たちの実力もこんなものかなあ」
ジューダス「自分の実力をわきまえればいいほうだ」
ロイド「なんだか、親父みたいなこと言うな」
カイル「でも、みんなすごい実力だ、俺もいつかはあんな風に」
リアラ「それでは、みなさんの本拠地に戻りましょう」
・共通イベント
ガイル「しかし貴様までも迷い込んでいたとはな、そういえばお前のほかに迷い込んだ奴がいると聞く。心当たりはないか」
ダン「それはおれが聞きたいところだ、ジミー(ブランカ)や本田ともはぐれちまって困っていたところだからな」
ハガー「おお、ウィドーじゃないか。お前さんも来ていたのか」
ウィドー「お久しぶりです市長。今回の事件でオルテガの依頼を受けて調査をしたのですが」
ミカ「うおぉぉぉぉ、女帝さまも来ていたとは光栄っス」
ザンギエフ「うむ、やはり一緒に闘えるな」
ウィドー「ええ、これも愉しんでみるわね」
タクマ「やはりぬしが来てくれると思ったぞ藤堂よ、ほれ、香澄くんもここにいるしな」
香澄「でも父様、何故このようなところに」
リョウ「おそらくガイルさんが言っていたように格闘家の失踪事件があるっていうから、それに巻き込まれただろう」
藤堂「ううむ、恥ずかしながらそういうところじゃ。こうなったのも何かの縁、この藤堂が力を貸してしんぜよう、大船に乗った気でいくがいい」
タクマ「おお、これは心強い」
リョウ、香澄(そ、そうかなあ)
フィリア「ところで、あなたはリオン=マグナスではありませんか」
ジューダス「いや、今の僕はジューダスというしがない剣士だ。今はこれでしかない」
フィリア「そうですか・・・・・」
カイル「ところで、あなたたちはそれぞれの国の名のある剣士さんですね。俺も父、いやスタン=エルロンに憧れて英雄になりたいと思って剣を磨いていたけど、実際あんたたちを見て足下にも及ばなかったかな」
ユーリ「そうでもないな、誰もがそんなものさ。たしかに君はスタンとゆかりの者だというじゃないか」
ロイド「そうだな、スタンに会うまで俺たちが力貸してやるよ」
リッド「ついでに鍛えてやってもいいぜ、俺たちと一緒に強くなろう」
カイル「はい、ありがとうございます」
ハロルド「うん、若いってのはいいものね」
TO BE CONTINUED
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