ガロス<サムライスピリッツ天下一剣客伝2>
さてみなさん、今回の剣サム2は閃サムにて北欧の荒くれ船長ガロスをお送りいたします。大斧を振り回して闘う様はまさに北欧の戦士を彷彿とさせることでしょう。
この最初にして最後の侍たちの祭典に、彼の実力をいかんなく発揮する様をここにお送りいたします。
そういうことですので、それでは、ごゆっくり。
プロローグ:北欧にその名をとどろかせる荒くれ船長。七つの海をその腕っ節で乗り越えてきた彼も、東洋の島国に強力な侍と世界中を騒がす魔物との戦いに否応なく巻き込まれその名を一躍轟かせることになった。
そこで今回の第2回大会においての招待を受け、鼻息荒く大会に参加するのだが。
ライバル戦その1(対王虎)
・仕合前
ガロス「いちどお主とは腹を割って手合わせしとうござった。憚りながら海上の豪傑を名乗るワシと、地上の豪傑を名乗りしお主とな」
王虎「ふぬう、お主からワシに挑まんとはまさに光栄、ここは熱き戦いができるかぁ!」
ガロス「やはり闘いは力のぶつけ合いが本望ぞ、小賢しい小細工は無用。一気にかかるのみだて」
王虎「それでこそ真の闘いじゃぁ、いくぞぉ!」
・仕合後
ガロス「さてまずは一本、これからが正念場ですぞ、って、もう体力切れかのう王虎どの」
王虎「ふぬう、動け我が筋肉よ、これしきの事で音をあげるとは!」
ガロス「動けぬならば休むのもよろしかろう、我らはまだまだこれからじゃからのう」
王虎「むう、これも一理、しかし赴かれるならば必ず帰られよ、勝ち逃げは許さぬぞ」
ガロス「わかっておるわい、帰ってもうひと勝負じゃ」
ライバル戦その2(対ズィーガー)
・仕合前
ガロス「ついにこの時が来たかズィーガー卿、世に豪傑はあまたあれど、やはり貴殿を差し置いて語れぬものじゃからのう」
ズィーガー「うむ、これも光栄なれど、このズィーガー、果たしてガロス殿の武に敵うものか」
ガロス「おお、貴殿と闘うにあたって武を持たねばならぬは心得ている。少なくとも非礼なく仕合いたいものじゃ」
ズィーガー「これぞ豪傑の名に恥じぬ闘いぶりですかな。それでは、参りますぞ」
・仕合後
ガロス「もうおしまいか、もう少し仕合いたいが、まずはここまでかのう」
ズィーガー「流石ですな、敗北の身で心苦しいながら、このズィーガーもこの大会に裏面に蠢く魔の台頭を鎮めねばならぬが」
ガロス「おお、ひとまずはこのガロスにお任せあれ、憚りながらもそのために参ったのだからのう」
ズィーガー「かたじけない、ご武運をお祈りいたしますぞ、ガロス殿」
中ボス戦(下記4組の中から2組選択)
・萬三九六編
三九六「がーはっはっは、今度はおっさんか、得物もガタイも大っきけりゃいいってもんじゃねえぜ」
ガロス「そういうお主も結構なものではないか、ワシとてもただ振り回して闘うておるわけではないわ」
三九六「ケッ、言ってくれるじゃねえか、この俺様の洗練された業、今から見て驚くなよ」
・黒河内夢路編
夢路「真の業は力のみにあらず。ガロス船長のお噂はすでに承知しておりますが」
ガロス「ううむ、お主の細腕とてワシの大業をも受け流していけるよのう」
夢路「ただ受けるのみでは力業にすぎませんが、とりあえず試してみましょう」
・ドラコ編
ドラコ「どいつもこいつも気に入らねえ、お前ら夫婦が俺を侮辱する権利がどこにあるというんだ」
ガロス「力を誇るのはいいが、銃に驕るのはいかんと忠告したではないか。しかしぬしが気の済むまで闘うもよしか」
ドラコ「ああ、やらせてもらおう、お前を殺した後で次は女房子供だ、あの世で仲良く暮らすんだな」
・アスラ編
アスラ「お前の闘志は、この俺を焦がさんとするか、お前は俺に何を見るのか」
ガロス「おお、お前の姿こそ、伝説の狂戦士ベルセルク。ここでお前の敵意に討ち勝ってみせよう」
アスラ「お前も敵意のみと俺を見るか、しかしお前の闘志の炎、幾分かでも俺の敵意を浄めてみようか」
対歴代ボス戦
ガロス「ふふん、ここが冥界ニブルヘイムの入口か。大神オーディンよ、我に加護と闘志を与え給え」
・プレイヤー、異界へと引きずり込まれる。
「魔界への門は、今開かれた。汝の正なる気、我らの目覚めの礎とならん。まずはこの者ども我が手駒との仕合、愉しもうではないか」
・プレイヤー、各ボスと対戦。各員1本取れば勝ち抜け。すべての敵に勝ち抜ければクリア。対して2本連続で敗れた場合にゲームオーバー。
対強力ボス戦(下記5組から1組を選択)
・共通:倒されたボスの気が一人に凝縮し、パワーアップして立ち上がる。
・闇天草編
天草「忌まわしき封印は消え去った。今再び、大いなる主の御力により、我、目覚めたり!!!」
ガロス「ううむ、ここはヴァルハラではないぞ、お主もこの世を救わんとするか、しかし今は勝負じゃな」
・鬼斬紅郎編
斬紅郎「我は禍(わざわい)、我は鬼、そして我は壬無月、否、我こそは、鬼、斬紅郎なり!!!」
ガロス「ぬしのごときこそ我が大神オーディンのもとにふさわしいわ、ワシの全霊にかけてぬしを送り届けてしんぜよう」
・真ゴルバ編
ゴルバ「やはり我が命をかけねば汝は討ち取れぬか、それもよかろう、今こそ決戦の刻!!!」
ガロス「ぬしも懲りぬ奴じゃのう、それがまさしく迷惑じゃというのが分からぬか、ワシにとっても世界にとっても」
・魔界我旺編
我旺「國の哭く声、それに応えんがため、我今こそ魔界の気をも取り込み、國を制せん!!!」
ガロス「國の行く末もたしかに大切じゃが、今ワシにとっては夕メシの献立の方がよっぽど心配じゃわい」
・羅将神ミヅキ編
ミヅキ「ラキ、ラキキキキ、我が力戻ったり、今こそ世を魔界に呑みこんでくれん!!!」
ガロス「これは我が妻アグネスとどっこいじゃのう、これぞワシが一番やりにくい相手じゃて」
最終戦(対壊帝ユガ)
「正と負の気のぶつありあいより我が糧なる神魔の気、今ここに高まった。今こそ我が復活の刻(とき)。
我が名は、壊帝ユガ
今、人の世は終焉を迎えん。我が意によって・・・・・」
ガロス「ここまでくればあと一息じゃわい、ここでぬしを鎮め、早く家に帰らせていただくわい」
エンディング
その後ガロスは、北欧を中心にあまたの騎士戦士の束ねとなり、その権勢はプロシア騎士団をはじめ多くの勢力にも一目置かれるようにもなり、またあまたの海賊も彼の人徳にひかれ、改心して彼とともに世のため人のために働くようにもなる。
一方家庭内では妻アグネスとの夫婦ケンカは相変わらずだが、娘が仲を取り持つこともあり、ほぼ円満に過ごしていた。
そして幾多の小事件を解決しつつ、平和で穏やかな生涯を送ることとなった。
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