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ONE PIECEオリジナル・エピソード・オブ・アラバスタ・アフター(その1)

さてみなさん、今回からお送りするエピソード・オブ・アラバスタ・アフター。これはかつての扉絵シリーズであるゲダツ外伝を中心にアラバスタ、ウォーターセブン(以下W7)の復興の様を描くストーリーとなっております。これもまた一個人の創作小説ということで、原作と食い違うところがありますのでそこのところをご了承ください。

以上心の準備がよろしければ、それでは、ごゆっくり。

 

砂漠の王国、アラバスタ

バロックワークスの乱の後、諸国が目を見張るほどの驚異的な早さで、実に見事な復興をとげる。これは、その復興のいきさつと、その後の大いなる渦に立ち向かう物語である。

 

第1話:天から降ってきた男

まずはアラバスタから離れた辺境の地からはじまる。その地はなぜか穴ボコだらけの地だった。そこになんと天から一人の男が降ってきた。それはスカイピア四神官のひとり、ゲダツだったのだ。地面に頭からめり込んでしばらくして起き上がったゲダツ。打ち所がよかったのか、空島の人間は鍛え方が違っていたのか、いずれにしても、

「うっかり生きて!!

そんなゲダツの周りは、無数の穴が穿たれていた。その中の一つから、恰幅のいい中年男が現れた。

「誰だ、こんな所に物落としやがったのは!?

しばらく座り込んでいたゲダツは、そんな男に呆然とした表情で見やる。

「・・・まさかおめェが落ちてきたのか、こんな雲一つねェのに、って。ンなわきゃねェな」

「・・・貴様、何者だ!?

うっかり呆然としたままだったゲダツも、改めて問うのだった。

「おう、おれはゴローっていうしかねェ穴掘りだ」

そのゴローという男もあっさりとした口調で応える。

「ここは一体どこなのだ、おれは空島から落ちてきたはずなのに」

「空島ァ、そういやそんな島あったって通りすがりの船乗りが言ってたな」

「ぬおっ、うっかりしゃべってしまった。このことは秘密だというのに」

うっかりしゃべった事柄も意に介さず、ゴローはゆっくりと立ち上がり、この場を離れていく。

「まあこんなところでいるのもなんだ、ちょうどおれも切り上がったから帰るところだ。おめェも一緒に来るか、って立てねェのか?」

「うむ、うっかり座ったままだった」

「ホッハッハ、面白ェ奴だな。ともかくついてこいや」

こうしてうっかり者のゲダツと、多少のことには意に介さないゴローとの共同生活がここに始まるのだった。

 

それは麦わらの一味が、エネルを倒し、スカイピアの争乱を鎮めたころであった。

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