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今更ながらハリポタレビュー:ハリー=ポッターと謎のプリンス(前編)

さてみなさん、今回は年末企画代わりに、ハリポタ第6作『ハリー=ポッターと謎のプリンス』のレビューを2日にかけてお送りしたく思います。それでは前編をごゆっくり。

 

あの男、ヴォルデモートの復活がついに明らかになり、配下のデス・イーターが暗躍をはじめる。まずオリバンダーの店が襲撃されたか。

一方ハリーもあちこちと放浪の旅を続けるもダンブルドアと合流、とある廃屋に連れられる。そこにはダンブルドアの旧友スラグホーンが住んでいた廃屋であった。たしかにいい化け具合だったな。かつてはハリーの両親も教え子だったのだ。はじめは渋っていた彼も、結局腰を上げる。

その上でダンブルドアは旅を切り上げるよう諭し、彼によってウィーズリー家に導かれる。そこにはロンやハーマイオニーらも待ち構えていて、ハリーの荷物も用意されていた。ロンの母はホグワーツも安全じゃないと言っているが。

変わってドラコの身を案ずる母がスネイプを頼ってベラトリックスの立ち会いのもと守護の契約を行う。

先の事件の後にも関わらずロンの双子の兄が開いたオモチャ屋は盛況だった。不安な時こそ笑って過ごさなきゃというのも分かるのだけど。

ドラコの不審が気になったハリーはいろいろ調べを入れるも、返り討ちにあってしまう。ハリーも必死だけとドラコもまた必死だったな。

ホグワーツでは彼のスラグホーンが魔法薬の先生となり、スネイプはついに闇の防衛術の担当となってしまったりする。

そしてダンブルドアもようやくトム=リドルのことを語り出す。それが例のあの男であることは誰もが知りうるところ。

その新たな魔法薬の先生たるスラグホーンの授業にてハリーが手にしたテキストに、半純血のプリンス名義の注釈によって魔法薬を仕上げたハリーは幸運薬を授けられるが。
 
その後でダンブルドアからあの男の過去、幼い頃のトムとの出会いを知る。そういういみでもあの男とハリーは通じていると言えなくもない。

一方ドラコも秘密の部屋に何かを見つけたが。

クィディッチの練習にあたり、今やハリーがキャプテンということで後輩たちを教える大変な立場ということで、ロンもいつになく緊張した面持ちで練習に臨む。多少ハーマイオニーのズルが入ったけれど、どんなにカッコ悪くても身体を張ったプレイをやはり見てくれたということだったか。

その夜ハリーが手にした件の半純血のプリンスのテキスト、ずっと食い入るように読んでいる様をハーマイオニーですらも気掛りなのだが。そこにスラグホーンがハーマイオニーとともに誘ってきた。彼を監視することもダンブルドアの指令ということでひとまず乗ったが。

そんな時首飾りの事件が起き、スネイプの立会いのもとハリーがドラコに疑いを向けるがスネイプはそれを遮る。ひとまず引き下がるがそれで終わらせはしないか。

ロンも妹ジニーのことが気がかりなのだが、ハリーはそれ以上に先の件が気になるか。それでもスラグホーンのパーティーの際にジニーが入ってきてなぜ泣いてたのかが気になっていたが。

そのスラグホーン、やはりあの男の恩師だった。今の状況にやはり複雑な思いか。

ついにクィディッチの試合に臨むロン、不安でいっぱいな彼にハリーはとあるジュースを飲ませ、果たして大活躍を見せ一躍人気者に。幸運薬入りのジュースを飲ませたと咎めるハーマイオニーだが、飲ませたのはただのジュース。つまりはロンの思い込みということで。ある意味こういうのも魔法以上に効果があったか。

それで他の女の子といちゃついてるのには我慢ならないハーマイオニーだった。それにはハリーも言葉にはできなかったか。しかしロンはその気になっているのだが、これもこれでマズくはないか。

そんな気まずい状況の中、クリスマスパーティーにハリーは結局ルーナと出席することに。前々からドラコは件の扉で何やらの儀式を。そのパーティーでボーイ役のネビルと再会したり、しつこいコーマックから逃げたハーマイオニーをかばったり、さらにはスネイプからダンブルドアの伝言を伝えられたりと結構なハプニングが相次ぐ中、挙句ドラコがフィルチに捕まるもスネイプが引き取る。そのドラコ自身はスネイプの守護を拒んではいるようなのだが。

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