ガルフォード<サムライスピリッツ天下一剣客伝2>
さてみなさん、今回の剣サム2はご存知アメリカン忍者のガルフォードのシナリオをお送りいたします。正義のために闘う彼と、彼とともに誇りと自由のために戦う共にしてライバルたちとの熱い闘いをここにお送りできればと思いシナリオをしたためたつもりですが。
ひとまずはこういったところで、それでは、ごゆっくり。
プロローグ
ご存知アメリカ、ヒーローシティからやってきたイナズマ忍者。今やアメリカ、ジャパン両国にその名も知れた正義の味方となった彼もさらなる修行と活躍に余念がない。
今回もまた前回に引き続き魔の台頭を迎え討つために彼が闘いの表に立つのだった。
ライバル戦その1(対ブラックホーク)
・仕合前
ガルフォード「久しぶりだなホーク、土地の買戻しはうまくいっているかい」
ホーク「ああ、なるべくきれいな金でやってるつもりだ。しかしたまにはこういった損得なしの仕合をしたい」
ガルフォード「そうだな、これも魂のみがき合い、来るべき魔に備えての修行って奴さ」
ホーク「ならばあえて容赦はしない、全力でかかってこい」
・仕合後
ホーク「流石だなガルフォード、俺もわずかに妄執にとらわれていたか」
ガルフォード「そうでもないさ、業は君の方が上だった。それを流しまたまでさ。たしかに闘いは常に一人。しかしだからこそ支え合う仲間が欲しいときだってあるんだ」
ホーク「ああ、その時こそお前を友と呼べるな」
ライバル戦その2(対アンドリュー)
・仕合前
ガルフォード「こうやって仕合うことができるのも久し振りだな、また任務とはいってもこうやって付き合うのも悪くはないだろう」
アンドリュー「そうだな、任務も使命も、ただ悪を懲らして善を守る。そのための理由に過ぎない」
ガルフォード「だからこそ俺たちが業をみがき合う。さらなる強さのために。今回も全力で行こう」
・仕合後
ガルフォード「なかなかやるな、本気じゃなかったとはいえ、今回の仕合も程よい緊張感だったよ」
アンドリュー「君を失望させまいと、僕も本気を出そうと思ったんだが、ひとまずはこれでいいかもしれないな」
ガルフォード「ああ、この次の修行も仕合も、この凶事を収めてからでも遅くはないさ。そのために、来る決戦は必ず勝つさ」
アンドリュー「ああ、武運を祈るよ」
中ボス戦(下記4組の中から2組選択)
・萬三九六編
三九六「がーはっはっは、とうとうこの時が来たぜ。今まで日陰でずっとうずくまってた俺も、おめえをブッ倒してようやく日の目を見る時をよう」
ガルフォード「小悪党といえど、世を騒がす奴らは見逃してはおけない。まずはひっ捕まえてやるさ」
三九六「なめんなよ、チョコマカと攻めるだけしか能がねえおめえに、まず負ける気がしねえ、一発のしてやるぜえ」
・黒河内夢路編
夢路「我が剣の路、正道に立ち戻らんも、いまだ払えぬ血塗られた手。そんな私に貴方と仕合うに値うでしょうか」
ガルフォード「今からでも遅くはないさ、あんたも正義のために剣を振るうべきさ」
夢路「どうせ振り払えぬなら、せめて義しき事の露払いですか。それをはかっていただけますか、ガルフォードさん」
・ドラコ編
ドラコ「とうとう追い詰めた、この銃でお前を撃ち殺せる日を。お前の親父、ワシントンを殺したこの銃でな」
ガルフォード「お前の邪な銃では俺は殺せない。今こそ親父の仇、そして人々の安寧のためにお前を討つ」
ドラコ「この期に及んで正義、正義か、そんなつまらんもののために、この俺が倒されてなるものか」
・アスラ編
アスラ「正義か、かつてはつまらぬものと思っていたが、人が生きる上で大切なものなのか」
ガルフォード「お前も憎しみの心を捨てれば、正義の心を理解できるさ」
アスラ「俺の憎しみは未だ捨てられぬ。しかしお前の正義が俺を止められれば、やってみるがいい」
対歴代ボス戦
ガルフォード「いよいよ決戦だ、いくぞ、パピー」
パピー「ワン!」
・プレイヤー、異界へと引きずり込まれる。
「魔界への門は、今開かれた。汝の正なる気、我らの目覚めの礎とならん。まずはこの者ども我が手駒との仕合、愉しもうではないか」
・プレイヤー、各ボスと対戦。各員1本取れば勝ち抜け。すべての敵に勝ち抜ければクリア。対して2本連続で敗れた場合にゲームオーバー。
対強力ボス戦
・共通:倒されたボスの気が一人に凝縮し、パワーアップして立ち上がる。
・闇天草編
天草「忌まわしき封印は消え去った。今再び、大いなる主の御力により、我、目覚めたり!!!」
ガルフォード「まだ迷っているようだな、今一度俺の熱き魂で、お前を解き放ってやろう」
・鬼斬紅郎編
斬紅郎「我は禍(わざわい)、我は鬼、そして我は壬無月、否、我こそは、鬼、斬紅郎なり!!!」
ガルフォード「人を斬るため、鬼となったか、今こそ俺の正義の刃がお前の悪を打ち砕く」
・真ゴルバ編
ゴルバ「やはり我が命をかけねば汝は討ち取れぬか、それもよかろう、今こそ決戦の刻!!!」
ガルフォード「平和なくして秩序なし、まして魔に魂を売ったお前に世を統べる資格はない」
・魔界我旺編
我旺「國の哭く声、それに応えんがため、我今こそ魔界の気をも取り込み、國を制せん!!!」
ガルフォード「力のみでは世は統べられない、心の強さはどんな魔の力にも負けないんだ」
・羅将神ミヅキ編
ミヅキ「ラキ、ラキキキキ、我が力戻ったり、今こそ世を魔界に呑みこんでくれん!!!」
ガルフォード「たとえどんなに甦ろうとも、正義の心がある限り、お前には決して屈しない」
最終戦(対壊帝ユガ)
「正と負の気のぶつありあいより我が糧なる神魔の気、今ここに高まった。今こそ我が復活の刻(とき)。
我が名は、壊帝ユガ
今、人の世は終焉を迎えん。我が意によって・・・・・」
ガルフォード「ついに現れたか壊帝ユガ、今こそお前を鎮め、この世に再び平和を取り戻すんだ」
エンディング
「・・・こうして、最強の魔を祓った後、未だはびこる悪の根を絶つべくジャパンからアジア、インド、ペルシャにヨーロッパとまさに八面六臂の大活躍だったよ」
と、一人の老人は孫たちに語り続けたのだった。
「ねえおじいちゃん、それからどうなったの?」
「一通りの悪を鎮めた後、自分の忍術をひとつの武術として、のちの世に伝えるべく今に至ったのだ。この世に悪が再びはびこる時、それは俺が死んだ後かもしれぬが、その時はお前たちが闘わねばならぬやもしれぬぞ」
イスから立ち上がり、老いてなお盛んなガルフォードは、孫たちに改めて告げる。
「それでは明日より修行を再開しようか。まずは早駆けの訓練からだ。基本はまず足腰だからな」
「はい!」
ここヒーローシティに新たなるイナズマが誕生する日はそう遠くはないだろう。
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