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それにつけてもおカネの欲しさよ~おカネでは買えないもの<本当は怖いドラえもん>

今回は趣向を変えて、おカネがあってもままならない場合もあることについて、同じく藤子F先生の作品『バケルくん』を通じて述べたい。
『バケルくん』とは地球の調査を終えて宇宙へ帰っていく宇宙人から託されたふしぎな人形、バケルくんとその家族を使って、日常を中心に様々な問題を解決していくというお話である。
そんなバケルくんたちの一人、バケルくんのパパが主に持っている、おカネがある程度無限に詰まっているふしぎな財布がある。これは宇宙人が調査の資金のために宇宙のダイヤを大量に売り飛ばし巨億のおカネをふしぎな財布に詰めたという代物である。
たしかにダイヤは宇宙でも宝石として最高の価値があるのかという文句は分かるけれど、すべてが日本円というのはいかにもマンガかなと思う。
ところでその巨億のおカネをバケルくん、その使い手であるカワルくんがどのように使っていくか。
まず世間一般の意見として「ある程度悠々自適に怠けて遊んで暮らす」あるいは「さらなる欲望のために様々なモノを買い叩く」という手段がある。
ところがカワルくん:バケルくんはそれをせずに(F先生がそれをさせずに)ある程度世のため人のために使うことを専らとしている。まあ子供の欲望なんてたかが知れているなと、まずはいつも通りヒネくれて評するとして。
やはりモノやおカネがあれば解決する問題もあるけれど、実際にはおカネがあってもままならぬ問題の方が実はたくさんあるのだ。これはF先生ならずとも大半の大人たちなら十分承知はしていることだろう。
たとえば保護動物である生きたパンダがほしいという頼みでもやはりいくらおカネをつまれてもどうにもならないし、偏屈な老人を助けようにもやはり「おカネではどうにもならない」と医者にたしなめられたりもする。
まあこれもまた、おカネを欲しがることを戒めたドラえもんとは違った意味で「おカネがすべてではない」と諭しているのではあるまいか。手段の有効性や効果とインパクトはこの際置くとしても。

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