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ONE PIECE反省会・2014夏休み特番

さて今回は先月放映したワンピースのアニメスペシャル『3D2Y エースの死を越えて』についてのレビューを簡単ながらとお送りしたいと思います。

まずは頂上戦争から覇気の修行開始までのいきさつをダイジェストで流れた後、本編が始まる。

今回の敵役である世界の破壊者バーンディ・ワールドは大海賊時代以前の大物海賊で、いうなれば白ひげやストロングワールドのシキ、FILM Zのゼットと同じく時代に残された古きツワモノでもある。そんな彼も頂上戦争に先立つインペルダウンの争乱にて脱獄し、まずは海軍相手に腹いせの大暴れの末、兄弟のビョージャックはじめ部下たちが築いた要塞に立て籠り、次なる計画を立てる。事態を重く見た海軍も討伐に乗り出すのだった。
そのワールドの計画にてまずハンコックの妹二人をさらっていく。

同じ頃海軍の出撃にあわせ、牽制のための七武海召集、まずミホークが応じる。彼に同行したのはペローナ。立場上ゾロは同行するわけにはいかないのはもちろん、その出られない事情も、もしかして目のキズと関係があるかもしれない。
加えてその七武海制度は歴史上最近に発足したもので本編での藤虎の七武海撤廃も一つうなずけるかもしれない。
続いて新たに選ばれたバギー。この召集を初手柄と勇んで乗り込むも、一度対峙して負けたルフィの手助けをすることとなる。これも腐れ縁のなせる業か。
その一度負けるパターンはシキとゼットでも見受けられたが、編者的にもちょっとなあとも思う。
そしてハンコック。全編に渡ってルフィの世話を焼いただけにワールドの幹部のほとんどを倒す等の活躍を見せる。その反面ペローナやバギーとはすれ違ってしまう(Mr.3は気付いていたが)。そもそも他の七武海とは面識が薄いだけに、何者かを認識しないのはやむを得ないかもしれない。もっとも今後のストーリーからどう転ぶかはひとまず興味がわいてくることだろう。

ともあれ話をワールドたちに戻し、はじめ海へのあこがれから海賊となったバーンディ兄弟。向かうところ敵なしの力と蛮勇で、しかし世界政府から“破壊者”と目をつけられ、やがてはCPの狡猾な罠に落とされる。
すべての海賊を“悪”と断じ、“偽りの秩序”で世界を縛る世界政府に対する怒りは、結局己のみの野心に堕してしまった。
やがて訪れるルフィとの再戦、あくまで己のみしか信じないワールドにルフィも気迫の炎とともに渾身の拳を放つ。メラメラの能力とは別の自らの気迫によっての炎。しかしエースの想いを込めてと信じてのこの技は、まさしくルフィの新たなる力となった。

折しも海軍もワールド討伐のため赤犬が、今や元帥となったサカズキが直々に率いて襲来してきた。たしかに海賊限定とはいえ徹底的に攻め滅ぼす様はワールドと同様だろう。まさしく彼もまたこれからのルフィたちの宿敵として立ちはだかろうことはいうまでもないのだが。
対するワールドもルフィに敗れて後、海軍の砲撃に一矢報いんとモアモア砲を撃つもミホークの剣に阻まれる。それは単なる気まぐれか、あるいはひとまずの義理か、あと抑止としての海軍の兵力の必要性を感じてかもしれない。
いずれにしても最後の抵抗も阻まれバーンディ兄弟は静かに退場していく。
こうして修行を再開して後、2年後の約束の日、シャボンディへと一味は再集結し、新たなる冒険へと旅立っていく。
そして白ひげとエースの墓前の3つの盃。その前にたたずむひとりの男。そこからもう一つの新たなる幕が上がる、ということで。

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