今更ながらジブリレビュー:ゲド戦記
さて今回はジブリ作品、ゲド戦記の知ったかぶりレビューを軽めながらお送りしたく思います。
世界のゆがみを探求するため旅をしていた主人公ハイタカと国を負われ放浪の旅をしていたアレンが心に傷を負った少女テルーとともに、降りかかる災厄に立ち向かうストーリーで、これも原作のいちエピソードをジブリ流にアレンジしてお話を組んだということで。
またこの作品は宮崎駿カントクのご子息吾朗さんが手掛けた作品でもあり、先の事情とあわせて結構批判もあったところだけど。まあそれでも後のコクリコ坂などアニメーターとしての進歩につながれば、やはり観られる作品だと思う。
そういえばRPGゲームを例に挙げるまでもなく、欧米のファンタジーはクエスト(探求)を中心に繰り広げられるのに対し、日本産のファンタジーはやはりバトル中心になりがちだと思う。その意味でもアレンやテルーを狙うクモ一味という存在もやはり必要だったかなと思う。
こうしてクモ一味の陰謀を退けたのも、原作のクエストの一つ(ある程度オリジナル)であって本当の意味で物語を楽しむために原作の小説もどうぞといったところ。まあナウシカもそうだったから。
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