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13年末ドラえもん反省会

さてみなさん、今回は去る13年末に放映されたドラえもんについての軽いレビューをお送りいたします。それでは、ごゆっくり。
まず<エイコーノトビラ>から、これは最新載作のお話ということで。
ある日学校の体育の授業で飛び箱が飛べなかったので、何とか飛べるようになろうとドラえもんに頼んだところでこの『エイコーノトビラ』という道具を出して、その扉をくぐったけれど。
そもそものお話の主題が「ダメの克服」というもので、まずは努力した者にエイコー(栄光≒成功)が待っているということで、まず道具の力を借りて楽をしようとする気持ちを何とかしようとする。これは理屈で分かっているけれど、もう一つ。かつて我々が子供の頃、跳び箱やら鉄棒の逆上がりやらと授業で何度もやってもうまくいかずに悪戦苦闘したこともあっただろう。更にうまくやろうとしてがむしゃらに練習してほとんどうまくいかなかったこともしばしばだけれども。
今風の理屈でいけば、努力に関してもコツが必要というけれど、ことのび太くんの場合ならば、まず努力をするという心構えからということか。まあ結局はやり遂げて栄光をつかんだのでそれでよしということで。
次に『オダテジョーズ』、これはかつての『腹話ロボット』や『真実の旗印』やらと同じ理屈の道具で、今風にアレンジしたものと受け止められる。となれば、いろいろ言いくるめていざ効果が切れて手痛いしっぺ返しを食らうというオチもお約束ということか。
そして『雪山のロマンス』これは大人になったしずかちゃんが雪山で遭難をするところを風邪をひいて動けない当時ののび太青年になり替わり、のび太くんが助けようとしたのだけれど。まあ結局は代理人とはいえ、のび太くんの身体を張ったプロポーズということで。
ひとつ意見を述べるならば、このお話単品ではちょっと物足りないかなということで、感動を求めたらかったら『のび太の結婚前夜』のお話もついでに見るのがファンとしての礼儀ではあるまいか、ということで。
いずれも結構面白くていいお話になったなという感もひとまず感じられたけれど、みなさんにはどう感じられましたか。

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