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オリジナル大長編:のび太のからくり城(その7)

いままでのあらすじ
コロ助の語る話によれば、奇天烈斉が身を寄せた旗本が発明を悪用してそれが歴史を歪めのだ。
そして木手家の起源のこととコロ助を封印した姫様のことを語り、一通りの確信を経たドラえもんは解決のためにその時代へと向かうのだが。

「ここがコロ助くんが言った時代かなあ」
やってきた江戸時代、たしかにありふれた街中。しかしそこかしこに小さなからくりが動き回っていた。ひとまずは街中を歩いているドラえもんたちだった。
「こういうからくりが、未来に影響を与えちゃったのかなあ」
「その元凶を断ち切って元の時代に戻さなきゃね」
そうこうと対策を話し合うドラミちゃんたち。その時である、建物のそこかしこから十手を持った提灯のロボットらしきものが大量に現れた。
「な、何だ、これ」
「下手人、ころ助、ゴヨー!」
「神妙ニシロイ!」
「えーっ、ワガハイ悪いことしてないナリよ」
とコロ助が一目散に逃げ、何体かの提灯ロボットが追いかける。ついでに数体のロボットがドラえもんたちにも襲いかかるのだった。
「怪シイ奴、ゴヨー、ゴヨー!」
「えーっ、僕たち怪しい奴じゃないよお」
3人が3人とも別々に追いかけられて、離ればなれになってしまい、そんな中、のび太くんが追い詰められようとした時である。
突如、割って入った尼さんのような女性が手に持った光に、ロボットたちは一斉にひざまずいてしまった。
「控えなさい、この人に乱暴はいけません」
「ハ、ハハーッ!」
「今すぐに持ち場に戻りなさい」
言われるままにロボットはこの場を去っていく。
手の光をおさめ、女性はのび太くんに改めて向き直る。
「大丈夫ですか」
「あ、ありがとう、ございます」
「見たところ、あなたはこの街の人ではありませんね」
「あ、はい、僕は現代からこの時代にコロ助くんを届けに来て・・・・・」
「ゲンダイ、コロ助・・・ああ、まさかあなたは今から未来の時代から来たのですね」
「え、えーと、はい、そうです」
あまり分かっていないながらも女性の言葉にうなずくのび太くん。
「社の封印が未来の時代で解かれて今の危機を伝えられてここまで参ったのですね」
「よく分かんないのですけど」
「今コロ助はいずこに、その前にあなたのお仲間がおられたらこちらにお呼びいたしましょう」
「でも、みんなヘンな提灯に追いかけられたからなあ」
「はい、ひとまずすべて収めましょう」
と、女性とのび太くんは、街中をくまなく探しだし、提灯ロボットに追いかけられていたドラえもんとドラミちゃん、そしてコロ助を例の光をかざして助け出したのだった。

つづく

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