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モノ社会の宿業:通販の掟<本当は怖いドラえもん>

みなさんの中で新聞やネットのカタログに目を通し、クリックや電話で商品の購入(の契約)をした人もおられるだろう。
そこで今回、その通販についてドラえもんではいかに描かれているか。出来るだけ当時の視点をもとに、ある程度現在の視点をツッコミ程度ながら織り交ぜつつ述べたい。
まずはこのお話から。

『未来からの買い物』
ある日カタログに向かって何も買えないとぼやくドラえもんを見かけ、場を外してからのび太くんはそのカタログに目を通す。それは未来の世界の通販カタログだったのだ。
早速気に入った商品を見つけ「ほしい」と望むとその品物が出てきたのだ。そこでいろいろと他に「ほしい」モノを出し続けたのだが。
後にドラえもんから、その未来のカタログについて、じきに購入した代金を取り立ててくるということを告げられる、とはいえ当然払えるわけがなく、先に購入した空飛ぶ自転車で現れた取り立て人から逃げるのだが。
~そういえば通販にまつわるお話はドラえもんをはじめ多くの藤子F作品でも描かれていた。それらのお話を通じての通販のルールを二つ挙げるに、
・返品は一切お断り。
・代金を払えない場合は詐欺罪になる。
と、こんなところで。
後者はほぼ正しいことだからひとまず置いて、特に前者については、まず現在においてクーリングオフ制度(一度購入した商品をある程度の不都合により返品すること)というのは、消費者保護の観点からある程度は保証されているものだけど、昭和30、40年代の認識ではそうそう保証はされなく、むしろ購入あくまでも自己責任というのが原則となっている。
たしかに「ほしい」という意思のみで購入の契約が成立するのは乱暴だろうけれど、これはやはりマンガ的展開だろうし、お話における、いわゆる融通にからむことでもある。
それでも最後は、空飛ぶ自転車が欠陥品だったので、おわびのしるしに今まで購入した代金を帳消しにされる等、ダメージを最小限にとどめたオチとなった。
結局のところ、教育的視点から通販における当時自販機感覚での通販利用や、それに絡む金銭のトラブルの問題性を教えようとした、ということか。

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