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オリジナル大長編・のび太のからくり城(その4)

いままでのあらすじ
突然訪れたドラミちゃんに、自らを忘れたのび太くんと動かなくなったドラえもんを何とか引き戻し、ことの異変を告げ、その原因を問う。そこでのび太くんは遠足で奇妙な箱を見つけたことで異変が起きたことを述べる。そして3人で箱が置かれていた理科室の準備室へと足を運んだのだが。

「これがそうなのかい、のび太くん」
理科準備室の机に置かれていた黒い箱を見やりつつ、ドラえもんが質す。
「うん、でもこの箱がおかしな出来事の原因なのかなあ」
「それを確かめるために調べるの。とにかく箱を開けましょう」
のび太くんはおそるおそる箱を開ける。中には何と奇妙な人形みたいなものが入っていたではないか。
「人形、だね。でもどこかドラえもんに似ているかなあ」
「失礼な、僕はそんなおかしな格好じゃないよ」
その人形にドラミちゃんはひとつの疑問を呈する。
「でもちょっとヘンね。この人形、頭がゴムでできてるの。およそ百数十年前だとゴムなんてまだ日本には伝わっていないはずなのに」
「うーん、そうなのかなあ」
「とにかく、もっと調べましょう」
と、人形をさらに調べようとしたドラミちゃん。調べていくうちにさらに疑念を深めるのだった。
「・・・信じられない。こんな精密機械は江戸時代じゃまずありえないわ。でもこの人形は造られてからたしかに200年は経ってるわ」
「だから、どういうことなの!?
「結論から言って、この人形
は今かその未来に造られたロボットなの。それが何らかのきっかけで昔にタイムスリップして、現代になってのび太さんが見つけてから歴史が変わっちゃったのかも」
「そうか、もしこれが僕たちと同じロボットだったら、何らかの事情が聞き出せるけど」
「でも、こわれちゃってるからなあ。何とかこわれる前に直せればいいけど」
「そうね、こわれる前に戻すなら『タイムポーチ』」と、ドラミちゃんはひとつのポーチを取り出した。
「これはお兄ちゃんの『タイムふろしき』のようにこの人形をこわれる前に時間を戻せるの」
と、人形をポーチの光に当ててから、ポーチの円形部分を軽くなでるように回す。
「へえ、ドラえもんの『タイムふろしき』より便利そうだな」
「どれも僕よりいいものばかり。結構いい仕事してるからなあ。子守りの僕とは大違いだ。いいものがあったらちょっとわけておくれよ、ドラミ」
「ダメよお兄ちゃん、私だって忙しいんだから。どんなに大変でも人に頼っちゃダメ」
にべもなくドラミちゃんは応える。
「何か、僕みたいだな」
「誰のせいだと思ってるんだ!」
「とにかく、もうすぐ壊れる前に戻るから、これで動くはずよ」
と、ドラミちゃんたち3人はその人形が動くのをただ見守るのだった。やがて・・・・・。
「・・・あれ、ワガハイ、どうしたナリか。それにここはどこナリか、ヒメさまはどうしたナリか」
動き出した人形の口調にあっけにとられる3人。しかしその人形はさらにしゃべり続ける。
「キミたちはだれナリか、ワガハイはコロ助ナリよ」
「あ、どうも、コロ助くん・・・・・」
ひとまずそのコロ助とドラえもんは握手をするのだった。

つづく

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