今更ながらハリポタレビュー:ハリー=ポッターと炎のゴブレット
さてみなさん、今回はハリポタシリーズの第4弾『炎のゴブレット』のレビューをやはり稚筆ながらもお送りしたいと思います。それでは、ごゆっくり。
はじめ人間界の片隅で何やら邪悪であやしい会合が執り行われた。その傍らにはトム=リドルの墓が。それはハリーの悪夢としてフラッシュバックされるのだが。
そのハリーはハーマイオニー、ウィーズリー家とともにクィティッチのワールドカップの観戦を楽しんだかと思ったら、後にデス・イーターと呼ばれる謎の一団の襲撃に巻き込まれる。ひとまずそのこと潜伏中のシリウスに報せるのだが。
かわってホグワーツ。折しも100年ぶりに各地の魔法学校の対抗試合が行われる運びとなった。
欧州各地からホグワーツに来校する各校の精鋭たち、彼らと魔法の技量を競うのだ。出場者はタイトルに書かれた“炎のゴブレット”に出場を告げるのだが、最近の状況を鑑み17歳以上の出場と定める。
さて今作での闇の防衛術の先生は、闇払いムーディ、義眼義足の矢や高圧的ながらもある程度はユーモアあふれる男である。
あくまでも実戦的でやや行き過ぎたところもあるが、授業中苦しみ出したネビルのフォローも忘れてはいないのだが。
さておき、いよいよ競技会出場者の発表となり、ワールドカップのエース、グラムや知り合ったセドリックが選ばれるも、何故かハリーが4人目に選ばれる。とはいえハリーには見覚えのないことで、そのせいで校内にハリーへの不信が芽生えるのだった。
とはいえ今になっては拒むことも出来ず、ハリーも数々の難競技に挑むはめになる。
物語的にはこういうのはありだと思うけれど。
大会に先立ち、魔法界の預言者新聞の女記者リータ。面白おかしいだけのインチキ記事を書きまくりハリーを憂鬱にさせたりもする。
またハグリッドとボーバトンの女校長が大男大女同士何やらいい仲になっていたが、ハリーにとってはある程度引いてしまったか。
あと先に連絡を取ろうとしたシリウスに忠告を受けたりもしたが。
後に第1の競技で強大なドラゴンから何とかお宝を奪い取り、それと同時に仲間たちとの信頼を取り戻したかに見えたが。
その後の舞踏会で始めハリーが見初めた女の子をセドリックが選んだり、やっと見つけたパートナーもロンと同じく後で愛想を尽かされたりと散々な目にあったりもするが。
第2の競技では魔物ひしめく湖底での人質救出なのだが、このシチュエーションも学校側が打った布石というのだからこれまたエグい。もっとも、ダンブルドアもそれについてのケアは行おうとはしたのだが。
そこで我らがハリーは途中リタイアしたボーバトンのフラーの妹も救出したことで、好成績を収めることが出来た。
しかし直後ハリーを称賛したクラウチが何者かに命を奪われ、それをダンブルドアに知らせんとするが、そこで昔の何やらの裁判が、そこで被告として捕われていたのはダームストラングのカルカロフ。そういえば大会開会の儀の直後にも忍びこんでいたのだが。
ともかく彼の口から発せられたのはクラウチの息子の名が告げられる。その青年こそが悪夢の中の青年だったのだ。
後にカルカロフがスネイプに何やらを告げられていたり、スネイプから薬の盗難を疑われたりもした、それはいつものことだと勘繰るべきなのだろうか。
第3の競技は動く生垣の迷路を走破し、奥にあるカップを手に入れるのだ。まあイギリスでは生垣の迷路はガーデニングの趣向として定番となっているから自然ストーリーにも組み込まれたのだろう。
ともかくハリーとセドリックが首尾よく迷路を抜けカップを手にしたその時、冒頭の墓所に飛ばされてしまったのだ。
そこで先のワームテールらあの男の手先が現れ、ハリーを狙おうとし、それを阻もうとしたセドリックの命をも奪う。
あまりの出来事に衝撃を受けるハリーの隙をついて、ハリーの血によりついにあの男、ヴォルデモードが復活したのだ。
やがては黒ずくめの者・彼らがヴォルデモードの配下デス・イーターも現れる。そんな中に見覚えのある顔も。彼らを加えさらにハリーの命を奪おうとしたがセドリックの霊に守られ、ハリーはホグワーツに帰還することができたのだが。
後にムーディがヴォルデモードの手先となったクラウチ・ジュニアの入れ替わりだということが判明。皮肉なことに闇の防衛術においては彼にも教えを受ける形となった。とはいえ、本物のムーディも後に彼の手助けをするのだが。
セドリックの弔いの後、グラムたち各校の精鋭たちもそれぞれ戻っていく。いずれ大いなる闘いに参加するのだろうか。
今回大いなる犠牲のもと、あの男ヴォルデモードの復活を許してしまった。その禍根を胸にハリーはティーンへの階段を上っていったということか。
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