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新連載・オリジナル大長編ドラえもん:のび太のからくり城(その1)

さてみなさん、今回は新企画の新連載ということで、以前オリジナルの小説からの次のチャレンジということで、オリジナルの大長編をここに執筆する運びとなりました。
遠足先の古寺で不思議な箱を見つけてから、どこか不思議な出来事が起き、その謎を解き明かしに昔の日本へと冒険をするというストーリー展開を予定しております。
ひとまずこれもある程度のおヒマつぶしということで読んでいただければ幸いに思います。
ひとまずこんなところで、それでは、ごゆっくり。

ある嵐の夜、一人の尼僧風の女性が大きな箱を胸一杯に抱えつつ野を走り、やがて一軒の神社へとたどり着く。
女性は神社に足を踏み入れ、何故か裾から腕を伸ばしてその箱を屋根へとしまい込む。
「・・・ごめんなさい、私の力では、今おまえを蘇らせることは出来ません。でも、今より技術が発達した未来の世界ならば、もしかすれば。それまでは、ゆっくりと眠っていて・・・・・」
女性は祈るようにその箱に語りかけ、やがて去っていった。

それから200年あまりの月日が流れた・・・・・。

その日のび太くんのクラスの遠足で、となり町のお山へと向かうことになる。
皆が足取り軽くとなり町まで歩いていったが、いざお山へと上り始めた頃、やっぱりのび太くんだけ昇るペースが落ちてしまった。
「こら野比、ちゃんと歩かんか」
「ああ、は、はい・・・・・」
先生に背中を押され、山を上るのび太くん。ようやく頂上についた頃はみんな待ちくたびれていたかに見えていた。代表で出木杉くんが声をかける。
「お疲れさま野比くん、10分遅れだよ」
「も、もう動けないよぉ」
「せ、先生だって大変だったんだぞ」
すっかりヘトヘトになってその場に倒れ込むのび太くんと先生。気を取り直して、ようやくみんなで休憩となった。
おにぎりをほおばり、ゆっくりと周りを見渡すのび太くん。するとしずかちゃんと出木杉くんが古びた神社の前にいた。
「あれ、しずかちゃん何してるの」
のび太くんが割って入り、出木杉くんがそれに応える。
「これは約200年前に建てられた由緒ある神社なんだ。ここでお祈りすれば願い事がかなうっていうけれど」
「そうか、それなら」
と、出木杉くんの説明を受けて、のび太くんは神社の鈴を鳴らそうとする。
「・・・どうか良いことが起こりますように・・・・・」
「もちろん、それなりの努力もしなきゃね」
と、軽い出木杉くんの一言とともにツナを何度か揺らすと屋根のひさしから何かが落ちてきてのび太くんの頭に落っこちたのだ。
「大丈夫、のび太さん」
「おっ、なんだなんだ」
しずかちゃんが心配そうに近付き、ジャイアンとスネ夫が駆け付ける。
「なんだ、さっそくバチが当たったのか」
と、からかうスネ夫にのび太くんはその箱を憎らしげに拾い上げる。
「何だよこの箱は、いきなり落っこちてきて」
その時のび太くんは、何かが起こった感じがした。
「何だろう、今の。でもこの箱、何が入ってるのかな」
のび太くんが箱を開けようとしたが、出木杉くんが引き止める。
「ちょっと待って野比くん、この箱は文化財かもしれないから、勝手に開けちゃダメだよ」
「ブンカザイ?」
「歴史上大事な品物ってことだよ。ここは学校まで持っていって調べてもらおうよ」
「う、うん」と、あまり理解できそうにもなかったが、ひとまず出木杉くんの言葉に従うのだった。
「うむ、それでは先生が預かろう」とひとまずは先生が箱を預かることにした。
こうして遠足の日程は、学校への帰途に就くのみだったのだが。

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