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今更ながら戦隊レビュー:鳥人戦隊ジェットマン(91)

さて今回は91年放映のジェットマン。この作品は当時はやりだった若者向けのトレンディドラマを基軸とした、いわゆるちょっと大人の特撮ドラマを目指した作品ともいえる。しかしそれゆえに当時のチビッ子の皆さまにはちょっととっつきにくかったかなとも思うから少し説明をば。
異次元の侵略に立ち向かうためにヒーローの力を得たレッドと、敵の攻撃による事故で力を得たブラック、ホワイト、イエロー、ブルーとで結成されたのがジェットマンである。
彼らは敵と戦いながら敵の幹部と化したレッドの元パートナーとの苦闘と、ヒロインたるホワイトをめぐってのレッドとブラックの静かなる対立など結構な人間ドラマが繰り広げられていたのだ、といったところで。
敵組織は次元戦団バイラム。異次元の悪党で組織された無法者集団である。構成は4人の幹部による野合ともいえる。一応首領はいたにはいたが結局幹部たちに排除され、首領が育てていた生物も最後まで生かせず倒されてしまう。
結局その幹部間の不和が、組織崩壊の直因として今作では特に顕著な要素となってしまった。
そんなちょっととっつきにくかった感もある当作品だけど、放映終了後後日譚のストーリーを描いたコミックが発表された等、ある程度人気を博していたこともひとまず述べておきたい。

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