今更ながらハリポタレビュー:ハリー=ポッターと賢者の石
さてみなさん、今回は今月の15日に日テレ系で放映された、ハリーポッターシリーズの第1作『ハリー=ポッターと賢者の石』ひとまず編者なりのレビューをお送りいたします。さしあたってのヒマつぶしとなりますが、それでは、ごゆっくり。
まずは冒頭のあらすじから、いずこからもたらされた子供ハリーは、引き取り先から冷遇されつつ育つも、ある日魔法学校への入学案内書をもたらされ、魔法界にあるホグワーツへと入学し、一人前の魔法使いとなるべく勉強を始めるのだった。
とまあ、これがシリーズの原点たる『賢者の石』の冒頭のあらすじなのだけれど、
これは疎んじられつつも平凡な子供として育ったハリーが、偉大なる魔法使いとして成長する第一歩を描いたお話であった。
そこでハリーの両親は陰謀で命を落としたこと。その事件でハリー自身ちょっとした有名人となったこと。そしてその黒幕たる“あの男”の存在と、シリーズ全体の根幹をなす要素を知らされた。
そこでお話の中での各要素についてその後のあらすじを追って少し述べたい。
ホグワーツの使者ハグリットに連れられて魔法の町にやってきた。ここでハリーはちょっとした英雄扱いだけど、当のハリーはまだまだつかめていないだろうし、その後もある程度の使命感に昇華されていくのを述べたい。
その魔法の街では何故か現実世界の西暦を採用しているのは、ある程度現実世界と関連していることと、いわゆるキリスト教の聖者も魔法世界に物語中で関わっていたかもしれない。
次に魔法世界の通貨はそれぞれの貨幣の単位量が多少バラバラであること。これはある程度の数秘術も関わっているかもしれない。その魔法世界の銀行にて当作のキーファクターたる品を受け取るのだが。
どうにかホグワーツでの必需品を買い付け、駅からの秘密の入り口で、学園への汽車に乗り込んだ。その汽車にて後の友人となるロンとハーマイオニーと出会う。
汽車といえば歴史的に最近のテクノロジーで、現実世界の技術を魔法世界にて取り入れてアレンジしたということか。テクノロジーといえば後に新聞等の写真も動いているのも後の動く絵と同じような原理ということかな。それはさておき。
かくして駅についたハリーはホグワーツでの学園生活を始めるのだった。
学園では変身術や魔法薬等と本当の意味での魔法の基本を学ぶことになる。ことに魔法薬の教師スネイプはハリーになにかと突っ掛かる。
転機はホウキでの飛行術、ハリーの初めてながら卓越した技術を、マクゴナガル先生に見初められ、何と魔法界の球技クィディッチの選手に選ばれた。
クィディッチとは空飛ぶホウキでの3次元のラクロスみたいな競技で、そこでのハリーは先輩から2、3教えられて後の競技でなかなかの活躍を見せ、グリフィンドールの勝利に貢献した。しかしここにて何者かの操作妨害を受けることになったのだが。
あとそれと前後してホグワーツでもハロウィンパーティが開かれている。ここでも魔法界とキリスト教が関連しているがこれも先述の西暦と同じ理屈なのだろう。ちなみにここでのトロールの事件で当初つっけんどんだったハーマイオニーとも仲良くなったとか。
さておき、ハリーたちは賢者の石の噂の真相を確かめるべく地道に調べ上げ、些細な事件から懲罰のため、禁断の森に赴いた時にあの男らしき影を見つけ、復活したのかとの思いで、石が隠されているだろう秘密の部屋への探索を決意する。
それを止めようとする同級生のネビルを退け、ロンとハーマイオニーと一緒に出かける。そこには数々の罠が張り巡らされており、ハリーたちは何とかそれらを切り抜けていく。
中でも魔法界のチェスはコマそのものが戦うといったしろものであたかも疑似戦争をしているかのごとくだった。
どうにかたどり着いた石の部屋に待ち構えていたのは、なんとクイレルだった。彼こそあの男の復活のために暗躍をしていたのだ。そのために邪魔なハリーを抹殺せんとするも、何とかそれを退ける。
すべてが終わり、治療を受けるハリーにダンブルドアがスネイプの真意を語る。スネイプはハリーの父とはライバル関係にあり、それゆえにハリーに隔意を抱いていたのだ。
あとダンブルドアも事実ハリーの後見人という立場でもあったが、校長の立場からあまり表には出せず、陰ながらハリーの手助けをしていたのだ。
かくて年度末に最優秀クラスを決めるにあたり、スリザリン優勢の中、最後あの男の復活を一時阻止したハリーたち、おまけにそのハリーたちを諫めたネビルも評価され、グリフィンドールが最優秀クラスと相成った。
後に一旦故郷に戻るハリーにハグリットは両親の写真を渡し物語はひとまず幕を下ろすのだった。
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