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ひみつ道具大作戦反省会(最終回)

さてみなさん、いよいよ今月9日に公開予定の『映画ドラえもん のび太とひみつ道具博物館』それに連動しての企画たる『ひみつ道具大作戦』
そのレビューを各メディアごとに編者の手前勝手ながらお送りいたしましたが、いよいよ非難の声もちらほらと聞こえるなかでようやく一区切りと相成りました。
今回はその他メディアでのノミネートをお送りする運びです、それでは、ごゆっくり。

たいむきって(藤子F不二雄ミュージアムからのエントリー):この切手で手紙を書くと、好きな時代に手紙を送れるというものだけど、それを使ってアドバイスをするというお話ということで、そのパラドックス(というか落とし穴)が期待できるかな、ということで。

ことバナナ(どらゼミからのエントリー):これを食べれば話し上手になるというもので、それでいろいろとうまく言いくるめようとするお話が予想されるのだけれども。

雲タイヤ(tv asahiからのエントリー):これを自転車等のタイヤに付ければ空を飛べるというけれど、やはり自転車そのものを乗りこなせればのお話だということで。

運気アップルと運気なし(ドラえいがかんからのエントリー):これを食べて運気を上げたり下げたりと、しかしある意味これも結果的に“負け”を意識してのお話が予想されるのだけどどうだろう。

くもぐもぐ(わくわくスカイパークからのエントリー):これは未来の世界のお菓子ということで、これ単体では他のいずれかのお話でのび太くんたちがこれ食べながらお話を進めるということでしょうね。

はげましロボット・ガンバレリーナ(ドラキッズ・小学館アカデミーからのエントリー):気分が落ち込んでいる時、クヨクヨと考えている時に励ましてくれる道具なのだけれども、ここはやはり、素直に励まされて元気を取り戻すといったシチュエーションでいけたらなと思うのだけれども。

おとこどパンツ(TSUTAYAからのエントリー):このパンツで大人子供と変わることができるということで、まず大人になっていろいろとイタズラしてみようといったシチュエーションはともかく、編者個人的にママにはかせてみようといった考えがよぎったのだけれど。

あと遅ればせながらこちらも
おしえてんし(Yahoo!JAPANきっず賞からのエントリー):その人の良いところを教えてくれる道具で、かつての『ミチビキエンゼル』や『正直太郎』のように押しつけがましくせずにみんながそのよい所に気付いてくれたらという気持ちを編者としてもくみたいのだけど。
ヨコ鳥(同上):他人の才能のみならず立場等も自分のモノにするという結構えげつない道具なのだけれど、それならば他人の気持ちも横取り、というかその人の気持ちを共有してくれれば最後いい流れでオチになるとは思うのだけれど。

そして最後これは最優秀賞の作品と編者個人的に選んだ作品を若干紹介します。
コーディネートちゃん(J:COMからのエントリー):このロボットで着る道具を選んでくれる。これをしずかちゃんにプレゼントしたら大いに喜んでくれるかなと。
キモチビームガン:撃った人の気持ちを引き出すという道具はいいけれど、問題は気持ちの種類をうまく区別できればというのが課題であるのだけれど。
ボケコッコー:ターゲットの人をボケさせて無理やりギャグにさせようというのが目的の道具で、それでのイタズラと最後のオチがお話とどう絡められるかにつきるけれど。
アウン・コマイヌスプレー:この道具で特定の人と心が通じ合うのはいいけれど、いっつも気持ちが筒抜けになるのは何かと不便なものが多いのが今までの経験から読めるし、キャラによっては陰惨なお話になりかねない。
KYコロンとKYポイズン:このスプレーで場の空気を読むか読めないか、というよりも薬を振りまいて、場の空気を良いか悪いかにつくるという方がある意味面白くなるけれど。
ようせいセット:この道具でみんなで妖精になって遊ぶのは面白いと思うし、これである程度役に立てればというのが率直な気持ちだけれど。
デカドラえもん:ミニドラの逆でいろいろ困った時にお助けキャラとして登場するのはいいけれど、実際役に立つのかが少し頭をかたげたいのだけれど。
なないろペン:これで描いたものが、どんな下手な絵でも本物になる。そのラクガキキャラがどう活躍するのかが考えられるお話だけれど。
とまあ、ひとまずはこんなところで。

とまあ、いろいろとユメのある道具を拝見しましたが、伝わるかどうかは別にして、その熱意も感じることが出来ました。
最後は原作者の藤子F先生の一番の希望(と編者も信じたいところ)から、これからのドラえもんを作るのはやはりファン一人ひとりなので、考えだされたひみつ道具からどのようなユメを、たまには教訓も交えてもいいのでお話に描けられるか。
その期待を編者もまた抱きつつ、今回はここらでシメとさせていただきます。

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