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ひみつ道具大作戦反省会(その2)

さてみなさん、前回のひみつ道具大作戦において、はじめYahoo!ノミネートをナンクセながらも批評いたしましたが、今回はドラえもんチャンネルにおけるノミネートを吟味したく思います。とはいうものの、今回ばかりはいささかナンクセの度が強いかもしれませんので、これからの文に不快を感じるだろうと思われる方はひとまずこの記事から離れられることをお勧めいたします。
以上の注意書きを踏まえた上で、それでは、ごゆっくり。

さて今回のドラえもんチャンネルにてのノミネート。やはり入賞作品の半分が、既出の道具の、まあ良くてアレンジ、悪くいって“まねっこ”といった具合。である。
まずは応募者のほとんどが小さなお子様であること。その子たちの純粋な感性から生み出された応募した作品であろうことは理解はできる。
問題は選考したスタッフがどのような基準をもって選考したか。これもまず、応募作品の“アイデア”と“ユメ”のよさをもとに選考したつもりなのだろうけれど。先述の事情を踏まえてノミネートされたこれらの作品。スタッフもそれを承知で選んだのはともかく、今さらそれらの“まねっこ”を指摘するのもある意味残酷かもしれない。
しかしながらまずはあえてこれらの作品を予想されるエピソードとともに述べることにする。

ひとくちきょじんのくち(からだポンプ):この道具を口に付けて大きくし、一口で何でも食べられる。これは『大男が出たぞ』の最後のシーンがやはり思い浮かばれる。原作は頭ごとだけど、当作は口のみということで、これもある程度お笑いが取れるかもしれないけれど。

マジックコップ(グルメテーブルかけ):これはずばり、グルメテーブルかけの飲み物版といったアイデアで、飲み物だけでも結構重宝することから、この道具をめぐってある程度の展開も期待できる。あと考案者の子の情熱は編者も買いたい。
ミラクルふりかけ(味のもとのもと):これも原作の“まねっこ”と評するにはちょっとかわいそうなので、アレンジの視点から言えば、残しがちのごはんを何とか食べさせようとふりかけをひとまず使う。それをジャイアンを絡めてどう転ぶか、これに尽きるかもしれない。

空手てぶくろ(けんかてぶくろ):これは原作の空手版といったところで、そういえばジャイアンも一時期空手みたいなのに凝っていたことで、その相手をさせられるのび太くんが、何とかしようとしてこの道具をつかうといったところか。

Eコエカタマーリン(コエカタマリン):もともとが漫画の擬音からアイデアを取った道具なだけに、まあアメコミあたりの擬音のカッコよさに「こういうバージョンもあってもいいじゃないかな」といった具合で考えだされたのだろうけれど。お話の中でどう“英語遊び”を絡めるのか、というのがひとまずの課題なのだろう。

とまあ、アレンジ系の作品はこんな具合で、続いてある程度のオリジナリティある作品を述べたい。

おかわりじゃんけんマシン:これは学校での“給食のおかわりじゃんけん”遊びをもとに考えた道具なのだろうけれど、必ず勝てる道具ならばじゃんけんマシンだけでもいいけれど、これをちょっとひねって、そのおかわりじゃんけんや、ある程度のご褒美つきのじゃんけんを取り仕切るマシンとすればお話がまとまると思うけれど、考えているうちにイヤな展開とオチが浮かんだのでひとまずはここまでにしましょう。
パンだんご:物事の白黒をはっきりとさせる食品系道具ということで、いろいろと問題を解決させようというお話が考えられるけれども、果たしてこれがうまくいくかどうか、とまたもやナンクセになってしまったけれど。
ココロノーム:心の動きをこの道具で制御するという、これも毎日の生活に疲れた時に使う道具だろうけれど、そうそう癒しを期待できるお話とはいられなく、どうお話が転ぶかが問題かもしれない。
睡眠銀行:眠気をこの道具で吸い取って溜め込んでいく道具なのだが、はじめ昼寝ばかりをしているのび太くんのために使おうというのが本来の目的なのだが、その眠気をもって悪だくみをする、といったところか。
小さな幸せのたね:これもささやかな幸せを得るために種を植えて幸せの花を育てるといったお話なのだろうけれど、ここはそれに到る紆余曲折をひとまず楽しもう、というのも本来の意図かもしれない。

そして最優秀賞のこの作品
ドラえもんの種:これは簡易版のミニドラえもんを育てるといったところ。種一つにつき数体のミニドラ、ミニドラ一体につき道具一つ分の効果をといった具合で。それをいかに育てるのかがお話の趣旨といえばそうなのだけれど。

ひとまずこういったレビューといったところで。要はいかに“ユメ”を他のファンの人に伝えるか。そういったところを編者としてもある程度引き出せたつもりなのだけれども。
最後に一言、もしもそれら諸作品が本記事においてうまく“ユメ”を引き出せられなかったら、どうかご容赦ください。

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