KOFヒドゥンストーリー:千堂つぐみ編01
さてみなさん、今回のヒドゥンストーリーは、今やビッグベア:ライデンの愛弟子たる千堂つぐみのストーリーをお送りいたします。
今や名作(迷作)となったWILD AMBITIONから登場の彼女。多少は派手さに欠けるものの、着実な闘いを繰り広げられることでしょう。
とりあえずはこんなものですので、それでは、ごゆっくり。
オープニング
プロレスラー・ビッグベアのもとで修行に励む彼女は、大会においてまず腕試しのために、ついでにネスツの暗躍を自分なりに対処しようとすべく動き出す。
永らく女子プロレスで鍛えた業をこの場で発揮ができるか。
ゼロ戦
「優勝者チームが予定通りエアシップに搭乗しました」
つぐみ「いよいよ敵さんの本拠地に行くんかいな、こりゃ腕が鳴るなあ」
離陸する飛行船。やがてバルーン部分から1機の飛行艇が飛び立っていく。
つぐみ「さーて、何が出てくるやら」
部屋の一部から数人の人影が現れる。
「待っていたぞ、大会の優勝者よ」
つぐみ「兄ちゃんがネスツの首領さんかいな」
ゼロ「いや、わたしはその首領の片腕、ネスツ作戦指揮ユニット・ゼロだ」
つぐみ「そういや、兄ちゃんは先の大会で倒されたいうけど、どういうことやの」
ゼロ「あれは俺の戦闘能力をコピーした影武者だ。先の大会では確かに自由にやらせすぎたが、おかげで不穏分子をいぶり出すことが出来た」
つぐみ「そんで、一体なにを企んどるのかいな」
ゼロ「お前たちが彼に会うにふさわしいか、その存在価値を測らせてもらおう。さあ、存分にかかってくるがいい」
イグニス戦
・仕合前
飛行艇は上空の基地らしき施設へと着艦する。が、その直後、機体が爆発する。
ゼロ「流石は大会の優勝者、これがお前たちの存在価値か、しかと確かめさせてもらった」
つぐみ「ああ、炎がここまで」
ゼロ「少し暴れすぎたか、さあ、行くがいい、ここで朽ちれば俺の存在価値はここまでのこと。だがお前たちは彼に会う運命だ。行って乗り越えていくのだな」
ゼロ、プレイヤーを先に急がせ、隔壁を閉める。プレイヤーは基地の回廊をひた走る。やがて大広間にたどり着き。壁の一部がせりあがり、そこには一人の男が立っていた。
イグニス「ようこそ、選ばれしモルモットよ。我が名はネスツ総指揮ユニット、イグニス」
つぐみ「ようやく本物のネスツのボスさんに会えたんかいな」
イグニス「有り体にいえばな、事の次第はすべて拝見させてもらったよ。我がネスツが誇る戦闘ユニットK’、いやさオリジナルのクリザリッドというべきか。それにアンチK’のクーラ。すべてはわたしの手駒として働いてもらったのだよ」
つぐみ「何かめんどくさいことしとんなあ、ともかくいっちょ仕合しよか」
イグニス「もはやネスツなど無用、君たちを倒し、わたしが新世界の神として君臨するのだ。さあ、今こそ真のセレモニーだ」
・仕合後
イグニス「わ、わたしが敗れたというのか・・・・・」
つぐみ「いっくら派手な業使うても、決めなきゃ無駄なだけやよ。ここは着実に決めさせてもらったわあ」
イグニス「何故だ、何故だ、世界が新たなる神を望まぬというのか。世界が神を望まぬとなれば、その世界を破壊し、今度こそその神となってくれよう」
イグニス、基地内のゼロキャノンのスイッチを押すも、力の逆流に呑みこまれ消滅する。
つぐみ「何か最後まで物騒な人やったなあ」
「こっちだ、急げ・・・・・!」
基地は崩壊し、落着した海中深く沈んでいく。そしていち早く脱出したプレイヤーは近くの岸壁にたたずんでいた。
エンディング
久しぶりの女子プロレスの試合に臨むつぐみ。
つぐみ「なんかKOFもいいけど、こうやって地道に腕研くのがいちばんやわ」
そこに、武道家風の少女が現れる。
「久しぶりだな、千堂つぐみ、今日はあたしと勝負だ!」
つぐみ「おっ、リムちゃんお久しぶり。やっぱ試合で腕、いや脚を鍛えるんかいな」
チェ・リム「今日こそおまえに勝って、キム師匠に認めてもらうんだ」
つぐみ「せやなあ、ここでいいとこ見せんと、いい試合になるといいなあ」
その二人の試合が始まりそれを観戦するベアがいた。
ベア「やっぱり見込みあるじゃねえか。こうやってシノギを削るのもいいもんだ。こいつは次回も楽しみだな」
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