今更ながらバック・トゥ・ザ・フューチャーを語る
さてみなさん、今回は趣向を変えて、ひとまずあまり参考にならない映画レビューでもお送りしようかなということで、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作をいささか強引ながらまとめてレビューしたく思います。それでは、ごゆっくり。
時は1985年のアメリカ、ヒルバレー。
主人公マーティが友人のエメット=ブラウン博士が製作したタイムマシン、デロリアンに乗って、過去や未来に飛んで回り、自分の運命を切り開いていく。というのがシリーズを通してのストーリーである。
まあ直接関係ないけれど、初期のドラえもんと通じるものがあるかなと、それはともかく、
特に挙げたいのはパート2にて、いろいろな未来文明が描写されているが、まあ今より2~3年ほどの世界ということで、野暮なこととは思いつつも、やはり残念なことになっているなと思っている。
まず車は未だに地面を走っているし、かといって自家用飛行機というのも高嶺の花、まだ物体浮遊もまたまだだしねえ。
しかしまあCGに関してはすでに現実は20年前に通過したレベルであり、いま現在の映像技術にて『アバター』等を視ることができ、あとは屋外映写をクリアできればということになるけれど。
そういえばゲームに関しては子供に「手を使ってるなんてダッサイ」なんて言われるくだりがあるけれど、おそらくは脳波を使ってのゲームが出回っているのかと読めるけれど、これも残念ながら。しかし今、任天堂のWiiにて全身を使ってのゲームツールが出回っているということで、それはそれで結構な進歩ではないだろうか。
あと冒頭に博士が若返りの処置を施したというくだりは、まあ高齢を迎えても健康的な生活を送るという、いわゆるアンチエイジングというのがそれに近いかなということで。
まあそんなこんなで、かつての子供たちが思い描いた未来にはまだまだ課題が多いと思うけれど、最後はブラウン博士のセリフにてシメと致しましょう。
「未来は自分たちの手で切り開くものだ」と。
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