羅刹丸<真サムライスピリッツ2>
さてみなさん、今回の真侍魂2は、零にて覇王丸のまさに羅刹キャラの羅刹丸をお送りいたします。
本来斬紅郎以降のいわゆる”剣質システム”の残滓を引きずった形での一連のキャラ。その一人が羅刹丸ということで、本来次回のレラ同様ネタキャラ扱いで掲載する予定ではなかったのですが。まあストーリーそのものがしっかりと創られているので、この場で組んだら面白いかなということでの掲載と相成りました。
ひとまずはこんなところですので、それでは、ごゆっくり。
ベースストーリー
日輪國や天草の乱あたりから一人の人斬りの噂が飛び交った。
その人斬りはまさに獣の如くに名のある剣客を斬り伏せてきた。
そして何よりも噂の剣客たる覇王丸と容姿が似ていることから、その剣客を“羅刹丸”と名付けられたのだ。ここに一人の人斬りが暗躍する。
オープニング
島原の凶事より時は流れ、今まさに嵐の予感があった。
「クックック、こいつはなかなか面白え気だぜ」
中間デモ
羅刹丸「おう、もういいじゃねえか、そろそろ姿を現しな」
羅刹丸、異界に飛ばされ、その先には黒い影が待ち構えていた。
「ラキキキキ・・・うまくいっておるようだな? 残りはもうあと四人だ。望みかなえたくば、ささ、はよう殺してこい」
羅刹丸「おう、引き受けたぜ」
羅刹丸、現世に戻される。
羅刹丸「暇潰しにゃ、悪くねえ」
最終戦デモ
魔の本拠を前に、高台に立つ羅刹丸。
羅刹丸「とうとうここまで来たぜ。さあ、覚悟しな」
2つの聖石が吸い寄せられ、魔の社が現れる。
「ラキキラ無理無理キキッ、ンキキラッ、喰ってやろう!!!!」
羅刹丸「あがくんじゃねえよ、いくぜえ!」
エンディング
ミヅキが退けられた直後、高台には何故か幻十郎が立っていた。
幻十郎「魔王とやらもたいしたものではない、うむ、あいつは・・・・・」
ふもとの林では、羅刹丸と覇王丸が対峙していた。
覇王丸「お前が誰だか知らねえが、俺を騙って好き放題やってたじゃねえか」
羅刹丸「お次はお前か、こいつは悪くはねえな」
お互い飛びかかり、一閃の後に、羅刹丸が前のめりに倒れ込む。
覇王丸「・・・己の業に溺れ、己を見誤ったが敗因よ」
羅刹丸「まさか、この俺が敗れようとはなあ、だが、俺様は、お前自身なんだぜ。人斬りを望むお前自身のな・・・・・」
羅刹丸、黒い水溜まりに沈み込んでから水溜まりごと消えていく。その直後、覇王丸が腹を押さえてうずくまる。
覇王丸「まさか、俺が、斬られたのか。やはりあいつは、もう一人の俺、なのか・・・・・」
覇王丸、そのまま倒れ込む。そこに幻十郎が舞い降りる。
幻十郎「おい、覇王丸、魔物相手にてこずっていようとはな・・・・・」
(スタッフロールへ)
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