今更ながらルパンレビュー:燃えよ斬鉄剣
今回のあまり参考にならないルパンレビューは、94年放映の『燃えよ斬鉄剣』ですが、
あらすじはかつてタイタニック号に隠された五右衛門の斬鉄剣の製法をめぐって、かつての同門の忍衆と彼らが結託した武器商人との争奪戦が繰り広げられる、ということで。
さて当作の主題たる斬鉄剣。その名の通り「鉄を斬る」刀で、まさに「斬れぬものはなし」というのがウリだけど、他のエピソードごとに随分と設定の落差があるのを挙げたい。
まずマモーの部下フリンチの合金製チョッキやらヘミングウェイペーパーの秘宝の箱は斬れなかったし、後のトワイライトではサソリの貞千代に刀を折られたりと結構受難の憂き目にあっていた。
ちなみに貞千代も桔梗と同様五右衛門の同門で、ある程度の技量を考えれば無理からぬと見られるのだが。
さておき今作にての後半、剣の材質データをもとに造られた兵器と対峙し、見事打ち倒した。ここて斬鉄剣の面目は保たれたとは思うけれど、ひとえに五右衛門の剣技と信念がモノをいったのは述べるまでもないだろう。
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