浅草物語(コミックス57巻)<懐かし両さんの良作レビュー?>
ある日連行される元組員の男を見かけ、幼なじみの村瀬だとわかった両津は、将来が嘱望された彼が挫折して組員になったことを知る。
やがて彼が脱走をしたことを知り、体を張って説得する。
事件は落着し、罪を償った後の再会を約束し、後日浅草に赴き遠い日の思い出に思いをはせる両津だった。
このお話は今では陰を潜めたハードボイルド路線と、最近忘れがちな人情路線を交えたお話で、編者ならずとも多くの読者が良作、ひいてはベストストーリーと認めるところでしょう。
ちなみにその村瀬は後に再登場し、ある程度の更生も見られたとか。
あと、こち亀ドラマの最終回もこのストーリーでしたね。
| 固定リンク | 0
「こち亀」カテゴリの記事
- 今秋の神様22年度36・37号:創られる世界と時代の巻(2022.08.08)
- ブースター両さんの人生幸朗<平成こち亀22年下半期>(2022.08.02)
- 面倒見両さんの脱空気宣言<平成こち亀22年度上半期>(2022.07.05)
- サバイバル両さんの大無法化時代<平成こち亀21年度下半期>(2022.06.07)
- 中抜け両さんの好色一代記<平成こち亀21年上半期>(2022.05.03)
コメント