KOFヒドゥンストーリー:ビリー=カーン編01
さてみなさん、今回のKOFヒドゥンストーリーは01におけるビリーのストーリーをお送りいたします。
2000にてゼロキャノンの試射でサウスタウンの1部をふっ飛ばされ、その報復の形としてビリーが差し向けられたわけですが。果たしてその帰趨はいかに。
ひとまずこんなわけで、それでは、ごゆっくり。
オープニング
ネスツの台頭に対し、ひとまずは傍観を決め込んでいたが、先の挑発を受け、まずギースからの調査の命を受ける。
そのついでに多くのライバルたちをブチのめせればとも思っているのだが。
ゼロ戦
「優勝者チームが予定通りエアシップに搭乗しました」
ビリー「このままネスツの本拠に直行、だったらいいかもな」
離陸する飛行船。やがてバルーン部分から1機の飛行艇が飛び立っていく。
ビリー「まだまだ、何かあるってのか」
部屋の一部から数人の人影が現れる。
「待っていたぞ、ギースの片腕ビリー=カーンよ」
ビリー「お前は、確か倒されたはずじゃあ」
ゼロ「あれは俺の戦闘能力をコピーした影武者だ。先の大会では確かに自由にやらせすぎたが、おかげで不穏分子をいぶり出すことが出来た」
ビリー「いずれにせよてめえの差し金だってのには変わりねえ、あの時の借りをまとめて返してやるぜ」
ゼロ「どうかな、この俺をあれと同じと思われては困るな。さあ、存分にあがくがいい」
イグニス戦
・仕合前
飛行艇は上空の基地らしき施設へと着艦する。が、その直後、機体が爆発する。
ゼロ「流石たな、これがお前たちの存在価値か、しかと確かめさせてもらった」
ビリー「クッ、まさか落ちるのか」
ゼロ「少し暴れすぎたか、さあ、行くがいい。ここで朽ちれば俺の存在価値はここまでのこと。だがお前たちは彼に会う運命だ。行って乗り越えていくのだな」
ゼロ、プレイヤーを先に急がせ、隔壁を閉める。プレイヤーは基地の回廊をひた走る。やがて大広間にたどり着き。壁の一部がせりあがり、そこには一人の男が立っていた。
イグニス「ようこそ、選ばれしモルモットよ。我が名はネスツ総指揮ユニット、イグニス」
ビリー「てめえがネスツのボスか、ようやく姿を現しやがったな」
イグニス「有り体にいえばな、事の次第はすべて拝見させてもらったよ。我がネスツが誇る戦闘ユニットK’、いやさオリジナルのクリザリッドというべきか。それにアンチK’のクーラ。すべてはわたしの手駒として働いてもらったのだよ」
ビリー「そして俺たちを利用しようとするのか、やっぱりなめられたもんだぜ」
イグニス「もはやネスツなど無用、君たちを倒し、わたしが新世界の神として君臨するのだ。さあ、今こそ真のセレモニーだ」
・仕合後
イグニス「わ、わたしが敗れたというのか・・・・・」
ビリー「流石にてこずったが、倒せりゃわけがねえな」
イグニス「何故だ、何故だ、世界が新たなる神を望まぬというのか。世界が神を望まぬとなれば、その世界を破壊し、今度こそその神となってくれよう」
イグニス、基地内のゼロキャノンのスイッチを押すも、力の逆流に呑みこまれ消滅する。
ビリー「自爆しやがったか、まったく芸のない奴だったぜ」
「こっちだ、急げ・・・・・!」
基地は崩壊し、落着した海中深く沈んでいく。そしていち早く脱出したプレイヤーは近くの岸壁にたたずんでいた。
ビリー「さて、ギース様にご報告するか」
エンディング
たたずむビリーのもとにリッパーたちが現れる。
リッパー「おお、大丈夫か、ビリー」
ビリー「何とかな、しかしネスツとやらも倒してしまえばありふれた奴らだったぜ。ましてこの俺の手にかかりゃあな」
ホッパー「確かにな、しかし俺たちが迎えによこしたんだ。早く戻ろう」
ビリー「いや、あと一つやり残したことがあるな。それを済ませなきゃいけねえ」
リッパー「そうか、分かった・・・・・」
リッパーたちが去った後で、別の場所でたたずむ一人の男に近付いていく。
庵「・・・貴様か・・・・・」
ビリー「何も草薙だけがてめえの敵じゃねえってことだ、そうだよなあ、山崎」
山崎「ヘッ、どいつもこいつも気に入らねえ、まとめてブッ潰してやるぜ」
庵「笑わせるな、まとめて片付けてやる」
ビリー「今度は先のようにはいかねえ、楽しいパーティの始まりだぜ」
(スタッフロールへ)
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