ONE PIECE反省会:パンクハザード編・前編
さてみなさん、今回はワンピレビューの総集編たる反省会・パンクハザード編の前編をお送りいたします。それでは、ごゆっくり。
まずは今までのあらすじから。
魚人島を後に新世界への一歩を踏みしめたルフィたち。そこに何者かの救難通報を受ける。それを頼りにたどり着いたのは。かつて政府の研究施設で、元帥の地位をめぐり赤犬と青キジが争った地『パンクハザード』。まずルフィたちが捜索にあたり留守を守るサンジたちは何者かに連れ去られる。
その途中、ルフィたちは倒したドラゴンにくっついた謎の下半身と、連れ去られたサンジたちは謎の生首と、そして取り残されたブルックは謎の上半身と遭遇した。
さらに生首を連れ出し脱出を試みたサンジたちは、謎の子供たちと合流。上半身を連れ出し捜索を続けるルフィたちは謎の一団と対峙。ひとまずそれを退ける。
一方通報を傍受したスモーカー隊はもともと一味を待ち受ける予定だったが、ひとまず発信地の彼の地に向かう。そこの研究施設では七武海となったかつての超新星トラファルガー・ローと遭遇。誰何するスモーカーに対し、介入を嫌うローはひとまず翻弄し、偶然脱出したサンジ、ナミたちのとともに、スモーカーとたしぎの人格を能力で交換する。
後にルフィの介入を知った、今のPHの支配者、M(マスター)ことシーザー・クラウンは一味抹殺とフランキーの能力に目を付け、(その時点での)フランキーのナミを捕獲。その奪還に向かったルフィのもと、何とあのローが現在の四皇攻略のため同盟を持ちかける。
一方で同行した生首の侍の上半身を捜索のためゾロとブルック、そしてナミのサンジが向かっていた。
ともかく同盟が成立し、シーザーの捕獲に乗り出し、一旦は覇気の力で追い詰めるも、空気を操るシーザーの能力でスモーカーごと捕まってしまい、先に潜入したローも謎の男ヴェルゴの前に倒れてしまう。
その前後に投入した巨大毒スライムのスマイリーの実験に利用しようとするシーザー。何とか身体を取り戻した生首の侍、狐火の錦えもんとともにルフィのもとへ急ぐナミのサンジたち。
禁断の島にて今まさに巨大な陰謀が今まさに繰り広げんとする、のだが。
今年春から展開されたパンクハザード編。単なる通過点にとどまらないのはわかってたけど、ここも結構奥が深い。ひとまずポイントをあげることにして、
ドラコン:ワンピの世界でも伝説上の生き物と位置付けられているけれど、あの天竜人も関わっているとか。それには謎の下半身がくっついていたが。
ビスケットルームの子供たち:一方ナミやサンジたちが監禁された施設にて細切れにされた生首とともに遭遇した大小さまざまな子供たち。後に実験で大きくなったことが分かり、加えて麻薬漬けにもなっていたことも判明。幼い自分と重ね合わせたナミの一言で一旦は助けるも後に乗り込んだシーザーに奪い返される。果たしてその後再びどう助けるか。
新七武海トラファルガー・ロー:ルフィたちを追って乗り込んだスモーカー隊の前に立ちはだかった彼。新たに七武海となって政府中枢にまんまと入り込んだが、ある目的のために自らの心臓をシーザーに手渡し、後にそれがピンチにつながるが。
ところでかつての彼の配下たる、ペポたちハートの海賊団の面々は何をしているのか?活躍の機会は果たして訪れるか?
人格変換:ローの能力でナミたちとスモーカー、たしぎの人格が入れ替わってしまった。後にチョッパーとフランキーがもとに戻ったけれど、話の展開次第でこれが後を引くことだってありうるかも。
シーザー・クラウン:パンクハザードの支配者にしてかつてのベガパンクの同僚たるマッドサイエンティスト。ガスガスの実の能力者で身体を気体化出来るとともに周囲の空気を自由に操ることが出来る。このまさにつかみどころがない力にルフィたちも不覚をとったが、果たしてその攻略やいかに。
海賊同盟:シーザーの刺客に対したルフィたちの前に現れたロー。四皇攻略のための同盟を持ちかけ、ルフィもそれを快諾する。それについて、攻略する四皇はいかに。
まず究極的にすべての四皇を攻略しなければならないのを前提に、まず白ひげニューゲートから勢力を奪った黒ひげティーチは最後の宿敵ということでひとまず置いて。
次にルフィの恩人たるシャンクス。彼の場合は1対1で戦った上で認めさせてこそ意味があるのでこれも置いて。
残るはカイドウとビッグマムのいずれかだろうと、今のところは考えられるけど。
ちなみにニューゲート亡きあとの海賊団も関わっていくのは間違いない。
侍・狐火の錦えもん:息子のモモの助を助けんと島に乗り込むも、おそらくローの能力で首と胴体と下半身とに分けられ、さらには首を細切れにされ監禁された彼。サンジたちに助けられて成り行き行動を共にする。彼もまた能力者であると同時に炎を斬って制御できる剣術をも使う。あと関心があるのは彼もまたジンベエ、しらほし同様に一味に加わるのか、という点だろうか。
スライムのスマイリー:シーザーが開発した毒ガスに動物系の実を取り込ませたのがこのスマイリーである。巨大キャンディーの実験によって傍らの別の実の異変と同時に爆発した。その実験の結果がシーザーが述べる究極兵器「シノクニ」であり、やはりこれもシーザーにとっての手駒の一つでもあるだろう。
ヴェルゴ中将:突如ローの前に現れた謎の男ヴェルゴ。実はG5基地司令官であり、七武海ドフラミンゴの部下でもあるこの男、何らかの能力者で、子供誘拐事件にも関与していた。それから子供たちの住んでいた島の住人の頼みを冷酷に突っぱねたヤリスギ准将もヴェルゴの共犯者とはまだ確証はないけれど。
ドンキホーテ・ドフラミンゴ:今回の騒動の裏面にいる未だ名前だけの彼。もとは裏ブローカー・ジョーカーとしても通っていた。
そしてもっとも気になること、それは彼がDの一族なのか、ということである。確かにロジャーの例もあるので、ドフラミンゴ≒D・フラミンゴということだってあるうるだろう。
ともかくパンクハザード編の前半についてはこんなものだろう。無責任な願望ながらも年末あたりで決着がついてくれればいいのだけれど。
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