« 第44話:分かれゆく道<ガンダムAGEレビュー> | トップページ | エピソード10:月に咲く花、散りゆく花(後編)<namco×CAPCOM・SNK> »

エピソード10:月に咲く華、散りゆく花(前編)<namco×CAPCOM・SNK>

さてみなさん、今回のナムカプケイは、SNKのもう一つの剣術格ゲーたる月華の志士たちと、ナムコの代表作たるソウルキャリバーとゼノサーガのキャラたちとの共演をお送りいたします。
ここでお断りしたいことは、キャリバーはⅣ以前の設定を採用しておりますので、パティやピュラたちの活躍を期待していた方は残念ながらご容赦ください。
まあこんなわけ気を取り直して、それでは、ごゆっくり。

・インターミッション、地獄門付近
 
激闘を繰り広げる楓と刹那
 
楓「そこまでだ、これ以上好きにはさせないぜ」
 
刹那「ふふ、そろそろ頃合いだな、俺と貴様との死合にてそれなる愚物の扉は開き、常世に封じられたあまたの魂が現世に吹き上がる。さすれば虚なる形は崩れ去り、この世のあるべき姿“混沌”が甦るのだ」
 
そこに、雪が駆け付けてくる。
 
雪(・・・首飾りの光が、だんだんと強くなって。今ならまだ、間に合う・・・・・)
 
楓「くそっ、抑えられない、のか」
 
刹那「ふふふ、もはや人の力、いやさ四神の力をもってしても、さだめの刻は止められぬ。今こそその運命を受け入れよ」
 
雪「いえ、私の運命をもって、この門を閉じてみせるわ」
 
楓「何だと、まさか、姉さん・・・・・!」
 
さらにはあかりたち、そして嘉神が割って入る。
 
あかり「待って、雪姉ちゃん」
 
鷲塚「雪どの!」
 
嘉神「待て、うかつに飛び込んではならぬ」
 
雪、地獄門に飛び込み光となって消える。そして刹那以外の全員が門に吸い込まれて消えてしまう。
 
刹那「フッ、人身御供のつもりだったか。しかしそれがお前たちの更なる地獄の始まりに過ぎない。いずれにしてもお膳立ては整ったか」

・とある古城城址で楓たちは目覚める。
 
楓「うっ、ここは一体、それに神崎、天野、鷲塚、それから、あかり」
 
あかり「ううっ、楓ちゃん、うちら一体どないしたん」
 
鷲塚「我ら一同、この場に陥った、のか」
 
天野「今しがた雪さんが門を閉じようとして、それからこうなったってのか」
 
十三「まさか、俺たち地獄門に吸い込まれちまったのか」
 
楓「もしそうなら、今頃僕たちの命は奪われていた。おそらく常世とは別の世界だろう」
 
・そこに嘉神が現れる。
 
嘉神「左様、ここは現世と常世の狭間の世界。我らは地獄門よりこの地に陥ったのだ」
 
楓「嘉神!?
 
あかり「そういや、この兄ちゃん、さっき雪姉ちゃんが地獄門入るのを止めよしたけどなあ」
 
鷲塚「お主、今度は何を企んでいる」
 
楓「いや、確かにあなたは僕が討った。と言うより追いつめた後、自ら地獄門に陥ったはずだ」
 
嘉神「そうだ、あの時わたしは己の精算として滅びに身を任せんとしたのだ。しかし」
 
あかり「朱雀が兄ちゃんを助けた、って玄武の爺ちゃんが言うてたよ」
 
小次郎「そういえば、貴方には邪気が感じられない。やはり、本来のお役目に戻られた、のか」
 
鷲塚「・・・香織どの・・・・・」
 
嘉神「されど己が罪も身に染みて覚えている。省みても悔いは覚えぬものだが・・・・・。もしわたしに不穏な素振りがあらば、遠慮はいらぬ」
 
楓(覚醒して)「・・・ああ、その上で、あんたを信じよう」
 
嘉神「・・・・・」
 
・嘉神の頷きに応え、楓も覚醒を解く。
 
天野「さて、話はまとまったところで、これからどうするんだい」
 
響「そうですね、まずはこのお城から調べて、路を拓くが肝要かと」
 
十三「するってえと、あそこを抜ければ城の広場だな。うっ、あれは」

MAP:魍魎界、上ノ伊城
 
・城の広場にて、数体の骸骨と戦う白い衣の女戦士がいた。
 
楓「あれは、女性が骸骨たちと戦っているのか」
 
天野「まあ多勢に無勢みたいだし、助けるかい」
 
小次郎「いや、待たれよ」
 
・骸骨の一体、女戦士に襲いかかるも、一刀のもとに斬り伏せられる。
 
女戦士「ひとつ!」
 
十三「おおっ、やるな姉ちゃん」
 
あかり「あほう、骸骨ってのは本来戦いには役に立たへん、いずれ外法にはかわりないけどなあ」
 
小次郎「ふむ、残りの骸骨も彼女にかかるか」
 
鷲塚「しかし彼女の敵ではないか」

・残りの骸骨が一斉に襲いかかり、バトルに入る。

・バトル終了後
 
女戦士「終わった、いえ、もうよろしいでしょう、姿を現しなさい」

・女戦士の呼びかけに、楓たちが姿を現す。
 
楓「陰で見るだけで申し訳ない。俺は楓、しがない志士だ」
 
あかり「うちは一条あかり。こちらはお伴の十三と天野の兄ちゃんに鷲塚の兄ちゃん、嘉神の兄ちゃん、それに響ちゃんと香織の姉ちゃんや」
 
響「・・・よ、よろしく、おね、がい、し・ま・す・・・・・」
 
小次郎「真田です、よろしく・・・・・」
 
十三「取り仕切るなあ、お嬢」
 
嘉神「しかるにそなた、何故このような亡者はびこる狭間の世界に入られたか。いや、まずは我らから話そう。我らは現世と常世をつなぐ地獄門を閉じるために戦っていたのだが」
 
女戦士「あなたがたもこの魍魎界に紛れ込んだのですか。それならば、私の名はソフィーティア=アレクサンドル。かつては神より戦士の任をまかされた者です。その使命に基づき、一度はあの邪剣を封じたのですが、その呪いが家族に及び、それを浄化するために再びこの魍魎界に降り立ったのです」
 
あかり「魍魎界、なんか物騒な名前やねえ、そんで“そふぃ”の姉ちゃん、その呪い解くにここで戦っておるんの。だったらうちらが力になろか」
 
ソフィーティア「ありがとうございます、ですが、私どもの協力者も神託に基づいて直にこの地に舞い降りましょう・・・・・」
 
天野「おお、流れ星かい、だが、だんだんとこっちに落ちて、って・・・・・」
 
・まずひとつの物体が広場に落着し、何故か子供の形の孔になってめり込んでいる。そこから一人の子供、たろすけが姿を現す。
 
あかり「おや、あんた何者や」
 
たろすけ「いたたたた、ひどいや景清兄ちゃん、これじゃあ封印された方がまじだったなあ」

・さらにもう一つの物体が落下し、一人の女の上半身がめり込んでいた。
 
ソフィーティア「ああ、これはタキですね、しかしこの格好は・・・・・」
 
たろすけ「おおっ、タキ姉ちゃん、今すぐ助けないと」
 
あかり「・・・ってあんた、助けるいうてもさっきからシリをもんでるだけやないか」
 
十三「おいおい、こいつは結構ませたガキだなあ」
 
響、小次郎「不埒な・・・・・」
 
タキ「・・・・・!」
 
天野「とにかく俺たちも足を引っ張って、ってボウズ、シリにしがみついていないでおめえも手伝いな」
 
タキ「・・・い・・・・・!!
 
十三「こりゃ、結構めり込んでるな」
 
あかり「おい十三、これじゃあマタ裂きや。おまえらお姉ちゃん殺す気か」
 
・たまらずタキの回し蹴りが炸裂。十三、天野、たろすけが吹き飛ばされる。
 
タキ「・・・いいかげんに、せぬかー!!
 
あかり「おおっ、お姉ちゃん助かったなあ」
 
ソフィーティア「ぶ、無事で何よりですね、タキ」
 
タキ「な、貴様は“そふぃてあ”何故にこの地にいる」
 
ソフィーティア「先にあなた方が逢魔の乱で活躍していると聞き、それに続く乱で私も参ったのです」
 
タキ「ああ、乱の後の会合で、神の罰とやらで彼の地に封じられんところを、あの阿呆侍め」
 
ソフィーティア「では、御剣があなたをこの地に」
 
タキ「うむ、不本意だが、いずれお主を頼りさらなる凶事にかからねばならぬ」
 
ソフィーティア「では、あなたもソウルキャリバーを」
 
タキ「うむ“そうるえっじ”あるところ“そうるかりばぁ”ありという。ところが先の争乱では“そうるえっじ”のみが顕現した。それならばそれに続くこたびの争乱に“そうるかりばぁ”が顕現するは必然」
 
あかり「その“そうるえっじ”と“そうるきゃりばぁ”って一体何なの」
 
ソフィーティア「はい、人の世において人の魂を喰らう邪剣として生み出されたのがソウルッジで、それと対極にありそれ封じんとする霊剣がソウルキャリバーなのです。しかしこの2本の剣をめぐって、あまたの争乱が引き起こされました。このタキらが関わった先の争乱、あなた方が巻き込まれたこたびの争乱もまた然り」
 
あかり「ま、よく分からんけど、その“そうるえっじ”と“きゃりばぁ”を封じればすべてが解決するんやね」
 
タキ「まあ、そんなところだ」
 
ソフィーティア「ひとまずはここから離れましょう、と言いたいところですが・・・・・」

・突然、姿が薄い謎の生物たちが出現する。
 
十三「おいでなすったな、さっきの骸骨よりもホネのある奴そうだ、ここは一発蹴散らして・・・・・」
 
タキ「待て、こやつらにうかつに近づいてはならぬ」
 
ソフィー「知っているのですか、タキ」
 
タキ「うむ、彼奴らは“ぐのうしす”はるか星の彼方から来た異形の輩。今の体現のごとくこちらの攻撃は素通りするものの彼奴らは我らを攻撃し得るのだ」
 
嘉神「要するに現世に半ば召喚されつつ干渉しているというわけだな」
 
タキ「そんなところだ、今はそれらを実体化せしむる術はない」
 
嘉神「いや、そうでもない。一条の娘よ、そなた法陣を用いず印のみで彼奴らを召喚出来るか」
 
あかり「そやできるけど、そないなら使役出来んよ」
 
嘉神「いや、実体化出来ればよいのだ。ともかく出来るのだな」
 
あかり「う、うん、やってみる。それじゃ・・・急々如律礼!」

・あかりの術によりグノーシス、実体化する。
 
タキ「何と、お主陰陽師か」
 
嘉神「左様、本来我ら四神の束ね役たる清明の後継たる者だ」
 
ソフィーティア「ともかく、実体化出来ればこちらのものです。速やかに退けましょう」

To Be Continued

|

« 第44話:分かれゆく道<ガンダムAGEレビュー> | トップページ | エピソード10:月に咲く花、散りゆく花(後編)<namco×CAPCOM・SNK> »

ナムカプ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: エピソード10:月に咲く華、散りゆく花(前編)<namco×CAPCOM・SNK>:

« 第44話:分かれゆく道<ガンダムAGEレビュー> | トップページ | エピソード10:月に咲く花、散りゆく花(後編)<namco×CAPCOM・SNK> »