第30話:戦場になる街<ガンダムAGEレビュー>
ついに起動したガンダムAGE3、次々と敵を撃破していく中、ゼハートのギラーガが続いて立ち向かってくる。確かにゼハート自身の能力、そしてギラーガ自身の性能を考えても確かに脅威、その隙に敵も圧し返していく。その圧倒的な火力にアビス隊も損傷。セリックも撤退を余儀なくされる。
一方ロスト・ロウランにては軍司令となったアルグレアスがフリットの要請に対し、自らの権限でディーヴァ出撃を指示する。
オリバーノーツにてはドレイムスもその命令を受けかねているが、この際を基地の問題児の兵士をクルーに選出、ことに軍上層部の身内たるナトーラが艦長に据えられる。いずれは厄介払いのつもりなのだろうが、小うるさい老将(とその孫)とともに。
そのナトーラ士官のたまごということで、事務的な職務はともかく。子供たちのためにおそらく自分の趣味だろうスケッチブックとクレヨンを保護した子供たちに貸し与えるというのも結構余裕があるなあ、と思ったり。そんな彼女も司令からの任命に激しく動揺する。
ともかくもウェンディら子供たちの見送りでディーヴァに乗り込むナトーラ。確かにクルーは問題児ぞろいだ。そんな彼らに急き立てられつつ艦を発進させる。その直前セリックにアドバイスを受けるが、これはいい雰囲気ととらえてもいいけど、これも悪い予感にならなきゃいいけれど。
ここにきてゼハートもついに戦艦に直接攻撃を指示する。その圧倒的な破壊に戦慄するキオ、そこにディーヴァが到着。フリットの指示でまずアビス隊が出動。更には艦内のロディがAGEシステムにて新兵器の開発にあたる。これもフリットの口添えだろうけれど。まあ久しぶりのシステムの起動で開発に手間取ったが。
そのアビス隊そこにはオブライトの姿も。彼らがガンダム援護のために投入された。その際にフリットの介入をある程度抑えている、これも言うべきことは言うということで、フリットも後にセリックに一目置いたろうし、またキオの先行を軽く戒めたこともそれに連なるということか。
さておき、急ごしらえながらついに完成された新兵器ブラスティアキャノン、充填に時間がかかるためアビス隊の援護がつくが、キオのカンにより戦艦正面へ発射、それが先に述べた独断先行につながったが。
ゼハートは取り逃がしたものの戦艦はこれにて轟沈。ともかく敵を退けることに成功した。しかし他の地域は心配だな。
後にナトーラはフリットと対面。フリットはナトーラに艦長としての心構えを諭す。かつてのグルーデックら歴代の艦長を覚えているだけに、果たしてナトーラは奮い立てるのか、ということで。
そしてフリットはキオに改めて決意を促す。新たなる戦いはキオとともに始められるのだ、ということだけど。
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