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ONE PIECE女学院第5話:魅惑のバレンタインの巻・後編

「さて、ナミたちのお世話は一段落したことだし、ここからがメインよね」
当分の間は男ナミも愛のオブジェのさらしものとなってしまった。それを尻目にウソップが語る。
「ところでサンジ、あれの用意はどう?」
「ええ、抜かりないわよ、あの女、一度寝出すとなかなか起きないからね。その隙に型取りして、今年もできたわよ。特製毛饅頭プリン!」

サンジが傍らのテーブルの布をめくると、半球形の乳白色の物体が6つ、厳密にいえば2つずつくっついた物体が3組並べられていた。
そこにすかさず二つの人影が飛び込んできた。それらはテーブルを前に対峙するかにみえた。
「やっぱりてめぇかボニー、ホロホロホロ」
「おいでなすったかペローナ、ガルルルル」
実際、ペローナとボニーは四つん這いでケダモノのごとく対峙していた。
「う~ん、いいタイミング、でもあと一人足りないわね、でもうわさをすれば・・・・・」
ウソップの背後にもう一人の人影が現れる。
「まったく君たち、いかにバレンタインとはいえ、ゾロ君の胸のプリン目当てで理性を失うとは。君たちは恥というものを知らないのか」
「さて、そういうあなたはどうなの、たしぎ」
「僕は正々堂々、正面からいただきたい、ガルルルル」
ウソップの問いに応えつつ、結局たしぎもケダモノのごとくにじり寄る。
「てめエいつもながら人のこといえるのかたしぎ、ガルルルル」
「何を、君たちよりは理性はある方なんだ、ガルルルル」
「とにかく勝った方が3個独り占めだ、ホロホロホロ」
「結局こうなるのねえ」
と、ウソップの感慨もそこそこに、迷える美少年たち3匹による、三つ巴の争いが繰り広げられる、かに見えた。
しかし突然、脇の壁がぶち破られ、そこには頭にバンダナを巻き、両手と唇で刀を握りった女ゾロが現れた。
「あら、もうお目覚め、毛饅頭」
「とぼけんな、おまえらよくもおれが寝ている間にまたやったな」
そこまでゾロの身に何があったのかというと、まず眠っているところをサンジ、ウソップ、チョッパーとで服を脱がせて型を取り、そのまま初等部男子寮前にさらしものにしたのだった。
「だからってあのまま素っ裸でさらすのか、おかげでおれはあいつらの慰みもんだ」
「いいじゃない、あの子たちには最高のバレンタインとなったから」
「ふざけんなぁ!!

さてその数十分前、ゾロが目覚めると、初等部男子マリウス(ミスGW)がアイサとリカオ(リカ)を伴ってキャンバスを構えていた。
ゾロ「な、何なんだおまえらは!?」
リカオ「ダメだよゾロ先輩、まだデッサンが終わってないのに動いちゃ」
マリウス「大丈夫、デッサンは僕の頭に刻んでるから」
ゾロ「まさかまたあいつらだな、それより今すぐおれの縄をほどけ」
アイサ「暴れるからやだ」
ゾロ「なんだとー!」
アイサ「それより、おれたちも心のキャンバスでゾロ先輩を」
と、アイサとリカオは目を輝かせていた。
ゾロ「やめろ、そんな純真な目でおれを見るなあ!」
と、涙ながらに嫌がったそうな。

さておき、そうこうとしているうちに、たしぎたちが何故かゾロににじり寄る。
「・・・その前にこいつらか・・・・・」
と、三人の前に立ちはだかって
「おい、おまえら、これを見ろ」
と刀の鞘で胸をはだける。コマ割りの都合で見えないものの、それに反応し3人はゾロに襲いかかる。しかしすかさず、
「一の太刀・・・・・」
まずは刀を1本鞘におさめ、三人の脳天を強打。
「二の太刀・・・・・」
続いて三人の服を斬り裂く。
「そして、三の太刀・・・・・!」
「あがーっ!!」
ついには三人の股間に一閃。三人はここに玉砕した。

「・・・これでよし、と」
三人をチョコでコーティングし、ここに壮麗なオブジェが完成し、先にオブジェにされたナミとともに並べられた。

「うん、モチーフはともかく結構いい出来ねえ」
実際並べたフランキーの感想とともに、
「お前らもやられたのか・・・・・」と、ナミも力なく口をこぼす。
「やあ、ナミ君・・・・・」と、代表でたしぎが応える。

「まったく毎回毎回、こんなドタバタ騒ぎじゃ身が持たねえ」
「いいじゃない、これほど元気有り余ってるから」
「なんだとー!?
サンジとゾロの言い争いをよそに、今頃になってチビ化したルフィとブルックせんせいが現れた。
「お待たせー」
「あらルフィ、遅かったじゃない」
「うん、ルフィもルフィのプリン作ってたの、ブルックせんせい、早くぅ」
「あ、ちょっと、ルフィさん、私ホネだけに骨身にしみる重さです」
と、ブルックせんせいがよれよれと巨大な物体を背負っていた。それはギア3で大きくしたルフィの胸からつくった特製プリンだったのだ。
そんなルフィたちの後ろで、カスタードクリームを身体に塗りつけ、オリジナルのロビンの能力で手足を抑えつけられたハンコックがのたくっていた。
「・・・ま、まて、そのプリンは、余のプリンぞ・・・・・」
「まるでナメクジみたい」

ウソップが感慨深げに述べる。
「・・・ああ、このままでは、私、また死んでしまいそうです。でも、死ぬ前に、ハンコック、さん、かわいい、お珍魂を見せて、貰って・・・・・」
「誰が、卿なんぞに、余の、珍魂は、ルフィのものぞ」
とまあ、息絶え絶えの二人をよそに、ルフィはナミたちを見かけてウソップに尋ねる。
「あれ、ナミとペロ君たちどうしたの?」
「うん、いつものことよ」
「いつものことかよ」
ウソップとゾロの受け応えの後に、ブルックせんせいが懲りずに、
「・・・それじゃ、ナミさんの、かわいいお珍魂を、見せて貰っても・・・・・」
「そう何度も見せてたまるかー!!
と、拒絶する。
(オリジナル「何度も見られたんか、あんたは!!」)
そんなやり取りをよそに、ウソップとチョッパーが件の特製プリンをまずペローナたち3人に供える。
ウソップ「はい、お目当てのプリン、これはむしろご褒美よ」
ゾロ「そなえるなー!」
ルフィもまた、ブルックせんせいから受け取った特製プリンを、
「はい、ルフィのはナミにあげる」と、床に下ろす。その質量からか、勢いよくプリンが揺れる。つられてゾロのプリンたちも揺れていく。

「あ、やめろ、そんなに揺らしたら、チョコが・・・・・」
その揺れるプリンたちに反応してか、4人のオブジェの下半身にヒビが割れ、ついにはチョコのコーティングの一部を破壊してしまう。
当の4人も一人を除いて光る下半身とともに恍惚な表情で、
「・・・ああ、これがおれたちの、ホワイトデーさ・・・・・」

すかさずそれに反応して、ルフィとブルックせんせいが、
「きゃあぁぁぁぁ、かわいいぃぃぃぃっ!!
と、おあとがよろしいようで。

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