ONE PIECE女学院第5話:魅惑のバレンタインの巻・前編
さてみなさん、今回はワンピースのちょっとエッチなパロディドラマ、ワンピース女学院をお送りいたします。
その本編に入る前、ひとまずは先のエピソードを紹介しましょう。
まあそういうことですので、それでは、ごゆっくり。
2月14日
今年も乙女たちにとっては試練の一日なのであった。
それはひとえに愛に飢えたさまよえる少年たちの欲望をかなえるため、いかに心を砕かねばならぬかにかかっているのだった。
本編に入る前、オリジナルのウソップとサンジが何やら話し合っている。
「なあ、サンジ、バレンタインっていっても、あっちの話だろ。しかしなんでおれたちから始まるんだ」
「さあな、バレンタインってもなにもチョコだけじゃないからな。しかしチョコレートか・・・・・」
ここからサンジの妄想モードに入り、ナミとロビン(いずれもオリジナル)がチョコでコーティングされてたたずんでいた。
「まあ、いいんじゃねえのか、ナミさんとロビンちゃんをチョコでコーティングするってのは・・・・・」
その時である。
「学士を侮辱するかぁ!!」
突然、男ロビンが画面越しに怒鳴りこんできた。
「な、何なんだ、別にあんたのことじゃねぇだろ」
「いや、これはおれ自身の問題でもあるのだ」
見ればパンツ一丁で黄金の液体にまみれていたのだった。
「おれはメイプルシロップでお願いしますコノヤロー!」
「余はカスタードクリームぞ!」
と、何故か男ハンコックがカスタードクリームにまみれていた。
「いい加減にしなさい!」
「あがーっ!!」
すかさずオリジナルのロビンがクラッチをかけて二人を成敗する。
「あらあら、でもちゃんとチョコでコーティングして人もいるわよ」
すかさず入ってきた女サンジ、彼女が指差している先には、チョコでコーティングしていた男ナミがいた。
「・・・か、かいい・・・・・」
「やられてんじゃないわよ!」
やはりすかさずオリジナルのナミがツッコむ。
「いや、ちょっとな、ヘンなポーズでコーティングされてるから、やばい、バランスが、でも、動けねぇ、いや、あ、ダメだ・・・・・」
ちょうど上げている片足が地につき、男ナミの下半身のチョコがはがれ、あられもない姿をさらす。ちょうど目の前にはオリジナルのルフィがいた。
唖然とするオリジナルナミ、恥ずかしげに体勢を整えようとする男ナミ、しかししばらく落ち着きはらっているかにみえたルフィはオリジナルの方に向いてから、一呼吸の後に、
「・・・ぎゃあぁぁぁぁ、がばいいぃぃぃぃっ!!」
「いやあぁぁぁぁ!!」
ルフィの絶叫に加え両方のナミが悲鳴を上げる。そしてルフィは男ナミに向かって涙ながらに叫びかける。
「ナミ、こんなにかわいくて、お前それでも男かよォ!」
「悪かったな、かわいくて!」
「そんなのどうでもいいじゃない、それに私は女だ!」
オリジナルのナミがすかさす割って入るも、
「それはおれの30年前のフレーズだろ!」
「知るかぁ!!」
と、オリジナルのルフィをぶっ飛ばす。そしてまたロビンによりすがって嗚咽するのだった。
「何でいつもこうなるのよ・・・・・」
「よしよし・・・・・」
一方男ナミは女サンジと女チョッパーによってさらにコーティングされていた。
「あ、ちょっとまて、いくらバレンタインってもここまでは聞いてねェぞ、ていうかまたコーティングするのか」
「大丈夫、大事なところはちゃんと抑えてやってるから」
「そういう問題じゃねェだろ」
「チョコもたっぷりあるからね、今更遠慮しちゃダメよ」
脇でフランキーが巨大な鍋でチョコを湯煎していた。
「あたしたちからのプレゼント、心行くまでめ・し・あ・が・れ」
「結局さらしもんかよおぉぉぉぉ!」
こうして、逆セクハラ王子の受難は完了した。さてここからが本編。
なお、後編は明日お送りいたします。
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コメント
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投稿: onepiece dvd | 2012年2月23日 (木) 18時29分