ベルセルク劇場版、ですか
さてみなさん、先日劇場版が封切りとなった、我が日本が誇るファンタジーホラー活劇マンガで名高い『ベルセルク』(三浦建太郎センセイ)。
かれこれ20年の長きにわたり断続的ながら連載が続いているという。まさに大河ドラマの様相を呈していたということで。
中でもかつてのTVアニメは、本編の前日譚が語られていて、主人公ガッツが傭兵団に身を置き戦功を上げるも、やがては国の混乱に巻き込まれ、さらには混乱から助け出した友グリフィスが、直後の異界からの使者に魂を売り渡し、自分とヒロインのキャスカを除いて仲間をすべて失い、さらにはキャスカも魔性と化したグリフィスの子を生んでしまい自らも心を失う。かくしてガッツは復讐の旅に出るのだった、といったのが大まかなあらすじだけれども。
ともかくもTVアニメ版からもう10年以上もたち、原作の方も異端審問官モズグスとの激闘、先のキャスカが生んだ異形の子から受肉転生したグリフィスとクシャーンのガニシュカ大帝との激闘。そして当のガッツは冒険の旅に出るといった次第。願わくばそれらのアニメ化もお願いしたいところなのだけれども。
ともかくもバイオレンスな描写ながらもある意味痛快な剣劇と殺陣が魅力なこの作品。結構楽しませていただいております。それだけにこのたびの映画化は期待しても損はないと思いますよ。
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