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第1話:ユニコーンの日<今更ながらガンダムUCレビュー>

さてみなさん、今回ここにガンダムシリーズ最新作『ガンダムUC』の知ったかぶりながらのレビューをお送りする運びとなりました。
いつも通りの稚筆ですがある程度の暇つぶしになればと思いますので、何はともあれ、それでは、ごゆっくり。

<プロローグ>
さてこの章の冒頭たるプロローグ、この全体の1/6足らずのスケールながら物語の根幹をなしてか結構濃い内容となっている。
それでも要点をまとめて述べたい。
はじまりは宇宙世紀元年を迎えつつあるコロニー・ラプラス。反連邦主義者の一員としてそこの破壊工作に携わった一人の青年がコロニーの残骸から一つの物体を発見した。それから1世紀後、大いなる戦乱と一つの時代の帰結の物語が繰り広げられる。
物語は上記の通りUC元年の乱に携わったサイアムという老人が、約1世紀の永きにわたり自らが保持した、いわゆるラプラスの箱というアイテムの開放をめぐっての争乱が軸となっている。
そもラプラスの箱、見れば明らかに人工物。それからモビルスーツやスペースコロニー等のテクノロジーが産み出されたのは推して知り得るもので、さらにはそこから生み出された戦乱、言ってしまえばそれに先立つアナハイム社及びビスト財閥の隆盛も箱からもたらされた。そしてジオンの勃興にもやはり影響していたか。
まあそれだけに、今までの争乱から現在の混迷を打破するために箱の開放と、更に言えば呪縛からの解放をサイアムははかろうとする。
が、うかつに開こうなら世界やひいては人類をも滅ぼしかねない。そこで目をつけたのが、宇宙世紀において顕現したニュータイプの要素である。
それがどのようなストーリーに展開するか、というか、ある意味帰結ははっきりとしているけれど。
ともかくひとまずの到達点をここに記しているので、それを見守るがいいかもしれない。

<第1話:ユニコーンの日>
時は流れ宇宙世紀0096年、舞台は工業コロニー・インダストリアル7、ここはΖでおなじみのアナハイム社直属のコロニーである。
そこに謎の一団が交渉のために訪れ、その中でもオードリーと名乗る一人の少女が潜入する。彼女の素性は追って述べるにして、ともかく彼女はコロニーに潜入したのはいいけれど、コロニーの重力に身を取られてしまう。これは地球上では“落ちる”といった感覚だろうけれど、まさに落ちそうになったのを一人の少年に助けられたのだ。
こういうシチュエーションはやはりどこかで見かけたけど、やはりどうでもいいことかもしれない。
その少年、バナージ=リンクスはコロニーの工業専門学校でエンジニアのたまごとして学んでいた。
そんな彼が、助けたオードリーの求めに応じ、とある館に彼女を連れていく。
それはアナハイムの陰の支配者ビスト財閥の現当主カーディアスの屋敷だった。
先だって彼は、件のラプラスの箱の開放の手段たる謎のMSユニコーンの起動実験を行い、後にそれを封印、あとはその操縦者を探すだけだったが。
ともかくオードリーは先の組織への箱の譲渡と計画の中止を要求するも拒絶され、オードリーは保護されたがバナージはにべもなく返される。
その前後、バナージはビスト家所蔵のユニコーンの絵画に何やらの感慨を覚えたが。
それから先の組織とロンド・ベルとの戦闘でコロニーも戦場になりカレッジの学生もバナージの友人二人を除いて被害を受ける。やはりこれも定石通りかな。
一方バナージは戦火の中紛れ込んだ格納庫。そこにはカーディアスがユニコーンの整備にあたっていた。
手負いの彼はバナージに自分が父親であることを告げ、そのユニコーンを託し力尽きる。
バナージ自身も薄れた記憶から、父の真意を確かめ、哀しみを超えつつユニコーンを起動させる。
というのが大まかなストーリーなのだけど、そこから読むに、今までのガンダムのストーリーから、日常から戦乱へと、そこから立ち上がるといったありきたりの展開ところ、言ってしまえば平凡な始まり方で今後の戦乱の激しさを予感させる、ともいえるではないか。
まあ今回はこんなところで、次回は来春ごろに第2話をお送りする予定です。

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