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ONE PIECE反省会(魚人島編その2)

さて前回の反省会(レビュー総集編)からはや4カ月。ホーディ一党との激闘も終息し、一時の平穏を取り戻した魚人島。しかしまだまだ予断を許さない状況であるのは間違いない、ハズだ)不吉か。
ともかく一区切りついたストーリーを編者なりに吟味をしたい。
まずは前回のおさらいを軽くご案内してから本編をば、それでは、ごゆっくり。

まずホーディたちの挑戦を受け、いざ戦うにあたり、その魚人たちの憎しみの拡散を懸念したジンベエにより一時止められる。それでも彼なりにリフィたちのためにお膳立てをする。それは島民たちの信頼を得るための布石ということだが、それでも信頼を得た決め手は、しらほしの勇気とルフィたちの強い意志による、かつ真摯な戦いがものをいったということで。

対してホーディ一党。凶薬の力を借り、力押しで王国を制圧した。それは10年前からの着実な勢力拡大と周到な戦略とは裏腹に、何より連綿と受け継がれた魚人たちの負の感情を、ただ真に受けただけの産物なのだった。
10年前のオトヒメ王妃暗殺から始まり、今に至っての王国制圧まではよかったが、その後の計画があまりにも杜撰だった。
その地上に殴り込むにしても海軍の存在を軽視していたきらいがった。確かに魚人たちは海中での有利があったとはいえ、海軍もそれをも覆せる力があったのもまた事実。それは頂上戦争でも実証済みだろう。
結局ルフィたちの勝利への帰結はある意味ご都合主義ながら、あたかもゾロがいったように彼らこそ「井の中の蛙(カエル)」だったということで。
あとデッケンも失恋の恨みから、魚人街の方舟ノアを島にぶつけようとするが、ルフィの懸命の阻止と、何より後述に述べる、しらほしが呼び寄せた海王類の助けによって激突は回避されたのだ。

さて戦いが終わりひとまず次の冒険に当たりジンベエを仲間に引き入れようとするが、まあ編者的にもそれには異存はないと思うけれど、実際問題ジンベエももとは王下七武海の一人を担っていて、その前身はタイヨウの海賊団の2代目船長。そういえばアラディン以下クルーたちの登場がまだなので、それらの折り合いもまずは考えるべきだとも思っているけれど。
それししらほしの場合、彼女の場合、海王類を操る能力に加え、古代兵器のポセイドンそのものということで、つまりは彼女の能力そのものが兵器ということだろうか。それらを悪用させないためにもルフィたちとともに行くといった選択もあるかもしれない、彼女を導くものがルフィであれば、それも頷けると思う。
次に海軍、センゴク引退に伴う新元帥にまずセンゴク自身が推薦する青キジ、それに対し政府上層部が推薦する赤犬。ここに穏健派と急進武闘派の対立が顕現したということになるけれど。ひとまずは赤犬の勝利と青キジの失踪でひとまずの終息し、現在はその戦力が新世界に向いていることで一時沈静化しているかにみえるが、それも来年あたりでどうなることか。
あと新世界の勢力、白ひげ残党、カイドウ、ビッグマム、シャンクスら四皇、そして黒ひげティーチ。それに対してキッド以下超新星たち、またジンベエが抜けた後の七武海、その補充について、一人は確実に分かっている、ハズだ)いいって、もう。
ともかく来年はビッグマムの介入から始まる魚人島攻防の第2ラウンドから始まり本格的な新世界の冒険が始まることだろう。果たしてその先に何があるのか、これも期待して見てみたい。

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