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今更ながら戦隊レビュー:超電子バイオマン(84)

超電子バイオマン、ここでメンバーが女性2人となった最初の作品となった。
敵の組織は新帝国ギア、戦闘アンドロイドと巨大ロボットを擁して世界征服(後に打倒バイオマンと徐々に移っていく)の野望で立ちはだかる。
その巨大ロボットはいいけれど、戦隊戦にてのアンドロイド怪人たちは何度も倒しても立ち向かっていくのが印象的だった。これは先のゴーグルⅤの合成怪獣とコングロボットの初期構成を真逆にしたものと推測できるけれども。
そういえばここでもメンバー交代があり、そのいきさつが後のバイオハンター・シルバとの対決にいかされたけれど。
敵の首領ドクターマンはある意味影の主役ともいえる。彼はもともと若き天才脳科学者だったが、進化した精神に対し、肉体の限界を感じ自らをサイボーグに、更にはよりアンドロイドにと改造を繰り返した。それに伴い彼が造ったアンドロイドたちも、より人間らしく造りすぎたのか、途中自らに反乱を起こされ、知能の調整を余儀なくされたり、あるいは自分の片腕にと、一時は息子のアンドロイドを造ったが、自我ゆえに暴走して自滅、挙句に本当の息子にも敵対されたりと、ともかく人間を捨てて人間以上の存在を目指したつもりなのが、行き着く先がやはり人間であったという皮肉がうかがい知れるのだった。
対して後期の宿敵となったバイオハンター・シルバ。彼はバイオマン以下バイオ粒子の使い手の抹殺をプログラムされた純粋な戦闘ロボットだった。そんな彼も使命とともに戦いとそのための力を渇望していた。
ともかく、従来のヒーロー物に重厚な人間ドラマを織り交ぜた作りとなっている作品だった。

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