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ドラえもんの亜流たち~キテレツ大百科<本当は怖いドラえもん>

さてみなさん、今回は先に紹介したキテレツ大百科のレビューと考察をお送りいたします。それでは、ごゆっくり。

かつて藤子F先生が言っていた「かつては町の空き地に置かれていた土管。そこが子供たちの遊び場だった」そこには主人公の男の子と友達の女の子やガキ大将がいつも遊びまわっていた。

このくだりから現れるように、藤子F先生の子供マンガのお話は、子供たちの日常から派生したちょっと不思議な出来事を描いたのが専らだった。
それが高じてオバQやドラえもんの後続作品はやはり前者2つに近いお話になってしまい、結局いきつく先はドラえもんに帰結してしまう。
それでもこのような、いわゆるドラえもんの亜流とみなされる作品の中でも、名作と呼ばれる作品だってある。
今回はその一つ『キテレツ大百科』をお送りしたく思います。

発明好きの少年木手英一はふとしたことから、ご先祖の奇天烈斉が遺した『キテレツ大百科』をもとに発明品を製作し、初めに造ったお供ロボットのコロ助とともに活躍していく。
というのが主なストーリーなのだけど。
さてドラえもんの未来科学は、江戸時代すでに確立されたのか、というのはこの際どうでもよく。
そも原作は3巻程度(てんとう虫コミック参照)だったけど、後にアニメで放映された同作品は約9年ほど続いたことも、やはりある程度ドラえもんと対極にあったのだなと思ったりもする。
また各キャラの立ち位置はみよちゃん(しずかちゃん)、ブタゴリラ(ジャイアン)、トンガリ(スネ夫)と、さらに苦しいながらも勉三さんは出木杉くんに近いかな、といった具合で。そして英一はのび太くんベースで、コロ助はドラえもんベースで、それぞれ二人の都合の良いところ、悪いところを受け持った、といったところか。
その英一をのび太くんと比べるのはやはり可哀想かもしれないけれど、確かに英一の方が出木杉くんまではいかないものの、案外頭はいいし意思力もはっきりとしているしと、ボケ役のコロ助に対してツッコミ役にも徹している。あとどうでもいいけど、アニメの声優さんについて、(先代の)のび太くん役の小原女史に対して、英一の声はある意味ライバルともいえる藤田淑子女史が演じていたこともこたえているかなと。ちなみにコロ助役は杉山佳寿子女史、勉三さん約は肝付兼太氏だったりする。
そういうわけで、このキテレツもドラえもんの(もちろんよい意味での)亜流ということで、それ以上にファンとテレビに育てられ、結果藤子F先生の名作の一つとしてマンガ・アニメ史にその名を刻み込んだことだろう。

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