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KOFヒドゥンストーリー・ハイデルン編97

さてみなさん、今回のKOFヒドゥンストーリーは、97におけるハイデルンのストーリーをお送りいたします。
ハイデルンといえば、94、95のルガール編で大活躍するも、96以降はレオナを代わりにたて自らは後方指揮に回ったことで、これは彼自身が強すぎたことも話されていることでしょうが。
いずれにせよ、今回はもしも97で活躍できたら、また彼自身の運命にも関連するということでと、シナリオを組んだつもりなのですが。
まあそんなわけですので、それでは、ごゆっくり。

オープニング
先の大会にてレオナの異変を感じ取ったハイデルン、ラルフたちチームの大会参加を黙認しつつも、大会そのものには自らが調査に当たる。
しかしハイデルンの左目、ルガールによって奪われたそれに永らく失われた鈍痛を感じ、そこから自らの運命に立ち向かわねばならぬ自らを感じるのだった。

対暴走庵戦

庵暴走デモの後にプレイヤーの目の前に現れる庵
ハイデルン「何者だ」
庵「・・・・・」
ハイデルン「これが血の暴走か、無様だな、八神庵」
庵「ぐうおおおゥゥ!!

対覚醒レオナ戦

レオナ覚醒デモの後にプレイヤーの目の前に現れるレオナ。
ハイデルン「むう、これは」
レオナ「・・・・・」
ハイデルン「やはり血の暴走か、待っていろレオナ」
レオナ「ウゥゥゥゥ・・・・・」

対オロチチーム戦

ハイデルン(対暴走庵戦後)「やはりこの程度とはな、しかしこのうずきは」
(対覚醒レオナ戦後)「何とかおさまったな、ゆっくりと休んでいるがいい」
「血の暴走か」
ハイデルン「今度は何者だ」
シェルミー「面白い出し物だったわ」
ハイデルン「まさか、お前たちは」
社「オロチと言えば分かるか」
ハイデルン「オロチ、お前たちがか、ならば、何を企んでおる」
社「企み、ほとんど済ませちまったぜ、お前らがな」
ハイデルン「何だと、一体どういうことだ」
社「オロチの覚醒はゲーニッツが成功させた。その覚醒を完全にするのに必要なのは多くの精神力だ」
ハイデルン「精神力だと」
社「多くの精神力が一時に集まる『場』これを探すのが俺たちの役目だ」
シェルミー「並々ならない精神力を持った格闘家がぶつかり合う『場』わかるでしょう」
ハイデルン「この大会、キング・オブ・ファイターズを利用したということか」
社「お前たちが必死に闘う。その間にオロチは復活に十分なエネルギーをお前たちから頂戴するって寸法だ」
ハイデルン「わたしたちもまんまと乗せられたということか」
社「いや、俺たちもこれほどうまくいくとは思わなかった。しかしまだツメが足りない。俺たちと闘ってもらうぞ」
ハイデルン「ここは何としてもお前たちを止めねばならぬな」
社「ま、勝ったところでお前たちに待っているのは地獄だろうがな」

対オロチ戦

・仕合前
社「俺たちを打ち負かすとはな、だが所詮は逆効果だ」
ハイデルン「まだ終わりではないということだな」
シェルミー「もうすぐだわ」
ハイデルン「くっ、この痛み、これはやはり・・・・・」
クリス「時は来た・・・・・」
ハイデルン「まさか、この少年の中に、か」
クリス「・・・オ・ロ・チ・・・・・」
社「これでオロチ一族の願いは完遂される」
ハイデルン「うむ、そううまくいくかな」
オロチ「お前たちではわたしは倒せない。お前たちが何をしようとしているかは手の取るように分かる。そしてお前も我らの血を・・・・・」
ギース「言うな、よもやこのわたしの心を、そして血を感じているというのか」
オロチ「お前たちの心ばかりではない。わたしにはすべての人間が何を考えているかが分かる・・・・・。救い難いものだ、ここにいにしえの儀式を完遂させる」
ハイデルン「いずれにせよ、お前もまた封じておこう」

・仕合後
オロチ「わからぬものだ・・・1800年前もそうだった、何をあがく、お前たちには確実に滅びの日が来るというのに・・・なぜだ」
ハイデルン「だからとてお前が案ずることもなかろう。人間の業は人間の手で解決するものだ」
オロチ「やはりお前も人として生きるのか・・・・・」
突然、辺りが闇に包まれる。
ハイデルン「何・・・ここは」
オロチ「無の世界・・・・・」
ハイデルン「何だと、よもやこれは」
オロチ「そうではない、わたしが再び眠りにつくだけだ、しかし、どうなのだろうな。これから何千年か先の世界でお前たち人間に再び相まみえることがあるだろうか、楽しみだ・・・・・」
ハイデルン「消えるのか、今はそれでいいだろう・・・・・」
気がつけば、荒野のただなかに立っていた。
ハイデルン「目のうずきも消えたか、今は、これでいいかもしれないな」

エンディング

基地に帰還し、ラルフにレオナの容態を聞く。
ハイデルン「して、レオナの様子はどうだ」
ラルフ「今は、落ち着いている様子で、ぐっすりと、眠ってます・・・・・」
ハイデルン「・・・そうか、ならばいい」
ラルフ「教官・・・・・」
ハイデルン「大丈夫だ、オロチの驚異はひとまず退けた。まずはゆっくり休ませるといい。いずれは己の心に負けぬようにすればいいだけだからな」
ラルフ「はっ」
ハイデルン「そういえば、“奴”の動向はどうだ」
ラルフ「はっ、今クラークが調査をしております。あとアックス小隊にも協力を要請していますが」
ハイデルン「リングか、またあいつの力を借りるな。ともかくもだ・・・・・」
ラルフ「ええ、見舞うにせよ、声かけてくださいよ、教官」
ハイデルン「うむ、分かっている」
ハイデルンとラルフは、レオナがいる医務室に入る。

(スタッフロールへ)

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