今更ながらバトルフィーバーJについて語る。
お次のバトルフィーバーJは東映さんが直接製作にあたった記念すべき第一作である。そのせいか、永らくゴレンジャー、ジャッカーがカウントされなかったいきさつがあったけれど。その前二作の戦隊対怪人に加えて巨大ロボット戦の二弾構えのパターンはここから確立されたのだ。メンバーの造形は往年のアメコミヒーローと世界各国の舞踏をモチーフにした、つもりだったのだけど。まあアメコミに関してはその前にスパイダーマンを東映さんで制作したことも影響をするのだけれども。
敵組織のエゴスは主に怪人系で同形の兄弟ロボットといった設定で、それを戦隊のロボットで一刀両断で斬り倒すというフィニッシュも永らく親しまれた。これも東映版スパイダーマンの巨大ロボット・レオパルドンと巨大化した怪人との戦闘がもとになっているのだけど。つまりまあはじめのうちはといったところで。
あとヒーロー物の特徴から素の俳優さんにもアクションを要求する場面もあった。まあそれに無理があったのか、ミスアメリカやバトルコサックなどのメンバー交代やら敵の幹部までも潮健磁氏から石橋雅史氏へと交代してしまうというハプニングもあったが、ともかく本当の意味でのスーパー戦隊シリーズの礎となったのはいうまでもない。
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