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今更ながらルパンレビュー:トワイライトジェミニの謎

さて今回のルパンレビューは、TVシリーズからずっと飛躍をして(個人的には)傑作の一つ『トワイライトジェミニの謎』を紹介したいと思います。
かつての裏社会の顔役ドルーネのいまわの頼みを受け、モロッコへ旅立ったルパン。そこにルパンの命を狙う暗殺者やそれと結託した秘密結社。もちろん銭形警部も巻き込み、かつて滅んだ民族の秘宝をめぐっての争奪戦が繰り広げられる。
この回を一言で述べるに『最後のエロス』につきる。もちろんそれ以降のエピソードでもある程度の描写は見受けられるけれど。
それは不二子はもとより、ヒロインのララも結構大胆に脱いでくれた。今にして思えばここまで大胆なシーンがいわゆるゴールデンタイムに放映された時期があったのだなといった感慨もある。
それに対する社会的背景はこの際置いて、ある程度の娯楽的作品としての良作にふさわしいと(編者的には)思うけれど。
先にこのトワイライトを『カリオストロ』と通じるものがあると手前勝手ながら評したけれど。たしかに似ているといえば、カリオストロの暗殺兵とトワイライトの暗殺団がわずかに。あとクラリスとララはやはりどうかなあと今更ながらに反省はしているけれど。その当時の久川綾女史がクラリス役の島本女史と通じるものがあったから。
それから暗殺団を率いたオカマのニンジャ、サソリの貞千代、声は前年鬼籍に入られた野沢那智さん。あて五右衛門と同門にしてライバル同士というけれど、先の『燃えよ斬鉄剣』にもこういうキャラがあったし、でも突っ込めばきりがないからここまでにして。
あと後半のゲルトの遺跡。これはヨルダン・ペトラの遺跡そのままというところも見逃せないものだけど、これは映画のロケというシチュエーションとも受け止められる、ちょうど『インディ=ジョーンズ』にもこういうシーンがあったし。
ということで、ひとまずはこんなところでシメといたしましょう。

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