おやおやオヤジ(安直かな)
ブログネタ: アニメキャラで「一番カッコイイ父親」は?
さてみなさん、今回のお題について少し談義を述べたいと思います、それでは、ごゆっくり。
まずバカボンパパ。彼は父親キャラというよりガキ大将っぽいという感が強いから。まあそれでも、いざとなれば家族のことを考えてくれるから。
次にドラゴンボールの悟空。これはZ以降の悟飯にとっての、といった認識かなということで。
のび太くんのパパは昔は昔がたきの実直さがあるけれど、後期では叱るにしてもママに言われるまま程度だから。
そして波平さん、これは昔も今も変わっていないかなということで。ていうかサザエさんはいつまでたっても変わってほしくはないというのが正直なところ。
さて本題、編者は述べたうえで「その他」を選択したのだけれど。あげるならばこの人たちをば、
・野原ひろし(クレヨンしんちゃん):幼げの至りでいっつもおバカな振る舞いをするしんのすけやそれに手を焼いている妻のみさえ、後に産まれたひまわりらを彼なりに支えているお父さんである。
彼は後述のキャラたちに対して決して秀でてはいないが、本当の意味で家族のことをいつも思っているのだ。そんな人間クサさが世のお父さんをはじめ、多くのファンの心をつかんだことだろう。
・海原雄山(美味しんぼ):希代の美食家にして陶芸や書にも造詣が深い求道者でもある。
自らの道のために家族を省みないゆえ反発した息子の士郎とは対立し、彼が受け持つ究極のメニューを幾度か打ち負かす等、彼の前に大きく立ちはだかる。
まあこの点に関しては、超えるべき存在としての父親を担っているのだな、ということで。
最近は士郎が二児の父親となり雄山との関係に微妙な変化が見える等、多少は人間的に丸くなったかな、という感じで。何よりも作者の人が人間的に堕落したことも関係しているかな、ということで。
・範馬勇次郎(範馬刃牙):地上最強の生物と謳われた格闘の鬼、のはずがなのだが。確かに当初はその凶猛さにはある種のカリスマ性さえうかがい知ることができ、最近のギャグ化傾向の中でもそれは衰えることはなかったはず。そして最近の息子の刃牙との決戦で多少の父親クサさか現れたかなといったところ。やはり話を伸ばしすぎたからかな。
・白ひげエドワード・ニューゲート(ONE PIECE):海賊四皇の一人である彼は、配下の子分たちを息子と呼んで面倒を見、子分たちも彼を親父と慕っている。
それ故に、自らの命をかえりみず海軍との戦争を起こし、策略によって裏切った子分を、すべて承知の上で許す度量と、これもまさに真の父親キャラといえるではないか。
・ネプチューン王(ONE PIECE):魚人島の王様にして海の大騎士と謳われた武人でもある。父親としては子煩悩であり愛妻家でもある。これは武人として幾多の戦いにおいて多くの血を流した分、子供や妻、そして国を愛そうということであがなおうとしたということか、父親はまずは戦士であれということで。
まああげ連ねればきりがないけれど、理想の父親像ていうのをこうやって探すのも、今回は面白い機会でしたね。
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